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言葉の力は7%

2010.04.14

言葉の通じない海外を旅していて、会話はどうするの?とよく聞かれる。やっぱ身振り手振りで何とかなるものなの?と。
もちろん身振り手振りは重要だけど、それだけじゃない。
それまでの時間、その時の状況、その場の雰囲気、相手の話し方などいろんなことを勝手に体で感じて会話している。

そういう時、私はまったく無言で身振り手振りをしているか、相手に通じもしない日本語を独り言のように話していたりする。相手だって訳の分からない言葉をぺらぺらと…。
でもなんとなく相手が何を言いたいのか理解して、相手も私が何を言いたいのか分かっていたりする。

不思議と旅を重ねるとこういうことが出来るようになっていた。
これはやはり電話では無理。メールなんてもっと無理。

  
ある時、お寺の方にその話をしていたら
「言葉の持つ力は7%なんだよ」
と教えられた。
後々調べるとそれは“メラビアンの法則”というものだった。

これは心理学者のメラビアン博士が発見した法則で、意思疎通において、人が人を何で判断するのかというもの。それは次の割合だそうです。

  
ボディーランゲージ(身振り手振り、表情)…55%
話し方(声の大きさ、抑揚)…38%
言葉(話の内容)…7%

  
要は、コミュニケーションにおいて話の内容、言葉の持つ力はたった7%だと。
あくまでこういう法則もあるということで、絶対ではないと思う。何の実験を元にこの細かい数値を出しているのかも分からない。
だけど、言葉はなくても会話が出来るというのは身を持って知っている。
改めてこういう話を聞くと
「言葉ってたった7%なんだ~」
としみじみ。

  
今日、全国で優秀な営業成績を残し、本も出版しているやり手営業マンに出会った。
彼は大人数の前でスピーチする時、人に思いを伝えるのに“話”で伝えようとしても駄目だと言っていた。そして何回も
「パッションだ!」
と連呼していた。
スピーチも旅での会話も何か通じるところがあるものだ。

kotoba
相手の言葉はまったく分かっていない(東トルキスタン)