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飲み物天国

2011.02.25

やっぱチャイ(お茶)はヒマラヤ地域で飲んだものが絶品だよなぁ。
と、そんなことを思っていたらあるではないか、ここにも。

   

   
うーんやっぱり牛乳が入ると美味しい。
これ一杯50YR(20円)くらいだったかな。
2杯おかわり。
ちなみにチャイがあると知り、即座にそのアラビア語をマスター。

私がイエメン滞在中に暗記した言葉は

こんにちは、ありがとう、さようなら…簡単な挨拶3つくらい
ムンカン・ソーラ(写真撮ってもいいですか?)
ハンマーム(トイレ)
ヤバン(日本)
シャイ・ハリーブ(ミルクティー)

これだけ。結構いけるもんだね。

   
首都に戻り夜の旧市街をうろうろ。
もう疲れて宿に帰ろうかという時、ふと狭い路地に目がいった。
何となくその路地に惹かれて入ると、小さな2畳もないようなチャイ屋を発見。
お客もイエメン人のおっちゃんばっかり。
かなりローカルだぁ (。・ω・。)♪

   

    
ゴーという音を立ててすごい火力で作られた一杯のシャイ・ハリーブ。

    

   
これが激ウマなのです (゚◇゚)ヤバイ!!!
量も多いから倍額100YR(40円)したけど、これはマジでほんまに美味しい。
イエメンのシャイ・ハリーブBEST.1に輝いた一品。
いや、イエメンだけではないか、かつて飲んできたチャイの中でもNo.1です!
これをしのぐチャイはそうそうないでしょう。

このお店の中に椅子はない。キッチンだけ。
ということで、暗い小さな路地に置かれた簡素なベンチに座って飲む。
地元のおっちゃんにまぎれて世間話しながら(したつもり)あつあつのシャイ・ハリーブを飲む。
上を見上げると旧市街のひしめき合う建物が吹き抜けになっていて、夜空が見えた。
は~・・・いい感じだぁ。

   

   

調子に乗った私は違う町でもシャイ・ハリーブを飲む。
フルーツジュースかシャイ・ハリーブか (`∇´)ψLove

   

   
昼食後には必ずシャイ・ハリーブ。
きまっておかわり。

   

   
シャイ・ハリーブよりもよく見かけるのが牛乳なしのチャイ。
カルダモン、しょうが?の味が効いててこれまた美味しい☆
旧市街を歩いていて、お招きうけた民家で何度いただいたことか。

   
たまにはこんなものも

   

    
ヤシの実ジュース。
これ、以外に高い。200YR(80円)。
でも聞いた話によるとポカリのような役目をするんだとか。
暑くてばてばての砂漠地方でいただきました☆

   
飲み物天国イエメン。
でも食べ物天国でもある。珍しく痩せて帰りませんでした。
次回は食べ物編にいきます♪

    

飲む飲む

2011.02.24

飲み物天国のアラビア圏。
パキスタンの時もシリアの時もフルーツ(生)ジュース美味しかったよなぁ~。

そんなことも頭になかったイエメンの旅当初、ふとしたきっかけで一緒に旅することになった日本人女性(その名も松尾さん)から「イエメン、フルーツジュース美味しいよー」と聞き早速注文。
熱い砂漠にある町で頼んだ一品。

ねっとりマンゴージュース。
フルーツと水をミキサーにかけてつくります。イエメン人は砂糖たっぷりだけどそこは少なめで注文。

水はさて何を使っているかは不明ですがフルーツ気たっぷりで美味しい!
昼食がこれでもいいくらい。

砂漠を抜けて海沿いの町ムカッラに着きました。
暑過ぎて食欲ない。
そこで、はまってしまったフルーツジュースを注文。

イエメンBEST.1のフルーツジュースに輝いた一品。
フルーツ(ミックス)&シャーベット状の冷たいものを一緒にミキサー。
きんきんに冷たくてめちゃくちゃうまい (`∇´)ψウヒョー
大ヒット☆☆☆
調子に乗った私は昼食も食べずにこれをおかわり。

ちなみにフルーツジュース一杯150YR(60円)。これはどこの町でもほぼ同料金でした。

そしてその夕方、ムカッラ運河(海沿いの遊歩道)をぶらぶらと散歩。
日が暮れていく海を見ながらお茶でもしようかと思っていたら、イエメン人が何やらお手軽そうなジュースを飲んでいる。
思わず注文。

Theレモネード ゚+.(・∀・).+゚
水にきっとレモン絞って砂糖たっぷり、以上だと思います。
お腹の弱い人は止めといた方がいいね。
これが激ウマなのです。
やばかったです。しかも1杯10円くらい。
暮れゆく海を見ながら風に辺り、冷たいさっぱり甘いレモネード。
もう一回飲みたい…

翌日、もうジュースが止まらない私。
小さな食堂でまた注文。

これはマンゴー?
何か渋い…
一気に飲んだけど、あんま美味しくなかった…

    
さて、松尾さんとの旅も終わり、いつもの一人チャーターが始まりました。
ランクルの運ちゃんはムハンマド。
その間にもしっかりフルーツジュースのブームは続き

今度はキッチンに乗り込んでフルーツを指定してみた。
りんごとオレンジ?
うーん味にパンチがない…

山を抜け海に出て再び内陸の暑い町へ。
今度こそはとジュース屋を探していると、レモネードの屋台を発見。
ムカッラのレモネードをい思い出し期待して注文。

まずい!うすい!なんじゃこりゃ。
しかも使ってる水やばい雰囲気  ̄ω ̄;
小銭がなく店のおっちゃんがおごってくれたけど…

翌日は紅海に面したホデイダと言う町にいました。
ここもあっついなー。
そこで

あ、甘さ控えめ(変なソース抜き)って言うの忘れた!
やばーぐろいものがきた。甘そう…
まだチョコソースじゃなかっただけいいけど、やっぱソースは要らないっす。

飲み物編第二弾に続く…

   

帰ってきました

2011.02.22

イエメンから帰って来ました。
と、それはいいのだけど、帰国ギリギリで風邪?を引いてしまい (´;_;`)
なんせこの34年間風邪なる物を引いたことがない健康優良児だったもので、自分の症状が何かも分からず…
喉痛いわ鼻水と咳が止まらないわ、頭痛いしお腹くだしてるし、仕舞いには耳が聞こえなくなり(まるで海の中にいるみたい)。
何だこれはと焦った私は関空で病院に行く。診断はただの風邪…たぶん

ということで絶不調の帰国となりました。
鼻水ずるずる言わしながら、耳もまだ聞こえにくく、パソコンに向かう日々であります。

当分はたまっているお仕事をして、イエメンの写真は春くらいにアップしたいと思っています。
旅報告も兼ねてブログにはちょいちょい写真載せていきます♪
まずは一枚目、遊牧してるおばちゃん。

   

    
ではでは、今回心配してくださった皆様、私は無事帰国しておりますのでご安心ください。

     

イエメンより 最初で最後

2011.02.18

首都サナアにいます。
心配されていたデモも、一回南部の町で夜中に騒ぎを聞いたくらいです。
デモというかエジプトの大統領が国外に出たというニュースが流れイエメン人がお祝いをしていたようです。

イエメンもチュニジアやエジプトと同じように大統領などに不満を持ちデモが起こっていると報道されていますが、大統領の支持率はかなりいいです。

決して裕福とはいえない旧市街に滞在していますが、サレハ大統領の写真やポスターをアイドル並みに見かけます。
デモは一部の人たちによるもので、過去最大級のデモですらすぐ終わってしまったらしいです。
想像よりはるかにイエメンは安全です。
夜も一人で出歩けるほどです。
もともとイエメン人は心優しく、盗みもしなければぼることもしません。
この2週間、イエメン人の親切と笑顔に癒されっぱなし。
ただ短い期間で見たいところが多かったため超多忙で、ネットにアクセス出来ませんでした。

きっとこれがイエメンからの最初で最後の書き込みになります。
イエメン本当に最高の国です。
人も良く景観も素晴らしく食べ物もおいしい。
そして危険ではありません。
ニュースや報道はやはりオーバーで、イエメン人は最近旅行者も激減し嘆いています。
どうかその情報は間違っていると伝えてくれと託されました。

もっとイエメンのいいところをと思いますが、詳しくは帰国してから報告します!

       

明日からイエメン

2011.02.03

予告も少々していましたが、明日からイエメンに行って来ます。
イエメンってどこか分かりますか?
ここです↓↓

   

    
イエメンは石油の資源に乏しく、中東諸国の中で最貧国にあたるそうです。
周りの裕福な国々とは物価なども天と地の差(らしい)。
アラビア半島 陸の孤島とも言うべきか…

そこでイメージしたのがアジアの中のブータンです。
周りの発展していく国々から半鎖国状態をしき、文化や伝統が守られています。
ブータンに行ってとてもあたたかい気持ちになりました。
イエメンの場合好きで陸の孤島になったわけではないでしょうが、濃い文化が残っているのは歴然。
古きよきアラブの習慣が今も残っているようです。
アラブの人々にとってイエメンは“心のふるさと”なんだそうです。よく“幸福のアラビア”と呼ばれています。

旅人からも「イエメンはいいよ~」と何度となく聞いてきました。
砂漠あり、山岳地帯あり、海ありの景観、濃い民族、多くの文化遺産。
魅力満載なんです。
しかし、イエメンの旅行ガイドなるものは皆無に等しい。
情報を集めるのに苦労しました。
オリジナルの松尾純イエメンガイドが出来そうですw

    
ところで、ご存知の通り、チュニジアでの政変をきっかけに、エジプトやイエメン各国でも反政府デモが起こっています。
エジプトほどではないにしても、イエメンの首都サナアで起きたデモは過去最大級、そしてアデンやタイズなどの主要都市でも集会やデモが連日行われているようです。

イエメンの大統領はサレハ大統領。チュニジアやエジプトと同じく長期政権で、サレハ大統領の場合はなんと32年間。これに加え貧富の格差、失業率、物価高が引き金になってデモが激化しているようです。

こんな時期ではありますが、行くことは取り消しません。
でも行動には充分注意します。
まず現地でも出来る限り最新情報を入手し、臨機応変に動くようにします。
日本にいるより首都サナアで現地の人に聞くほうが行動の予測が立ちそうです。

現在予定を立てているのは地図の赤点。

    

    
危険な北部と中部は避けます。サユーンやシバームへは陸路は取らず空路を使います。
当初イエメンの旅は昔のようにバスや公共機関でと思っていましたが、今回は写真のためではなく、安全のために車をチャーターするつもりです。
道路状況を考えると4駆を借りたいところですが、外国人とばれない普通車にすると思います。
ま、それも現地の情報次第で決めます。

それでは行って来ます!

     

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