2011.04.28
友人が開業した「おの接骨院」。
院長である小野氏とは高校の時からの付き合い(同級)。
自然大好きな個性溢れる人です。
そんな小野氏から発注を受け、今日は展示写真の搬入をしてきました。
作品はイエメン・ソコトラ島の竜血樹の写真です。
接骨院にある観葉植物や、無垢の木の床にピッタリ。
それより今回も採用となったアルポリック加工。
出来上がりチェックに日本発色(現像所)へ行った時は、青空の綺麗っぷりや迫力に感動しました。
おなじみの担当者N子さんと盛り上がりました。
1mほどある大画面にソコトラ島の青空、そして竜血樹。
木のすぐ目の前で写真を撮っている瞬間が蘇ってきました。
まるでそこに居るような。
アルポリックはピッカピカで画面をフルに使うので、こういう大きな作品に関しては風景写真の方が雰囲気出ます。
本当に、ここまで出来た作品を見て感動したのは久しぶりです。
上の写真では伝わらないでしょう。
レンズの都合で奥が小さく写るようで、実際はもっと大きいです。
“まるでソコトラ島にいるみたい”そんな気分を味わいたい方は、ぜひ「おの接骨院」に足を運んで間近で見てみてください!
もちろん小野氏の施術も受けてみてくださいね。
健康保険証も忘れずに~
「おの接骨院」
広島市西区井口台1丁目14-21 第3カジカワビル101
(井口台のフジの横)
TEL 082-276-0303
月・火・水・金 8:30~12:00 15:00~19:00
木・土 8:30~12:00
日・祝 お休み
※連休はカレンダー通り
2011.04.26
友人がNikon講師のお祝いにとプレゼントしてくれた「すとろべりぃ酒」。
プレゼント自体に驚きましたが。
茨城県鉾田市の産地ブランドアップ振興協議会と月の井酒造店が共同開発したお酒らしいです。
地元産の苺“とちおとめ”を日本酒に漬け込んだリキュール。
ラベルは片岡鶴太郎さん。
片岡鶴太郎さんの絵好きです。何年も前「片岡鶴太郎 蒼天の大地チベットを描く」というテレビ番組で即席描いておられたヤクの絵が忘れられなくて。
ネットにもどこにも載ってませんが、あの絵をもう一回見たい…
ところでこのお酒、冷やして「いちごロック」がお勧めと聞きました。
苺を凍らせるとなお良いと。
美味しそうな響き。ぜひ試してみようといちごをGET。
“とちおとめ”ではなく“とよのか”ですが、粒の大きい高級品です。
これを凍らせて氷代わりにお酒に入れました。
凍らせすぎて果肉が潰れませんでしたが、このお酒だけでも苺の味がしっかりします。
甘すぎずすっきりフルーティ、後から日本酒の香りがほんのり。
何回か試して、苺は半冷凍くらいが丁度良かったです。
飲みながら果肉食べて、あっという間になくなってしまいました。
女子が好きそうなお酒です。
飲みやすく、でもそこは日本酒なので調子に乗ると酔います。
お酒に強い?私も日頃ハイボールしか飲んでいないので変り種にすこーし酔いました。
良いお酒をありがとう☆
2011.04.18
ご無沙汰していてすみません。
久しぶりにイエメンの旅の続きです。
砂漠地帯が広がる中部。
イエメンに退避勧告が出された今年3月以前でも、治安が悪いことから行く人はあまりいませんでした。
旅行会社が催行するツアーも首都サナアかソコトラ島のみ。
この中部を旅するのに車一台(もちろんドライバーも)、パーミット(入境許可書)、強制で付けなければならないカラシニコフ(歩兵用のライフル)を持った護衛を手配。
ここでどうしても見てみたかったのは
このとんがり帽をかぶった女性達。
黒い衣装に全身を覆われ見えるのは目だけ。そしてこの長いとんがり帽。
異様だ。不思議だ。見てみたい!
ということで中部に向かったわけです。
しかしこの女性達はカメラを向けると石を投げてくるという噂。
覚悟して望遠レンズを持って出かけましたが、その警戒ぶりは噂以上。
カメラを向けるどころか、手にカメラを持っていることが分かるとすごい飛距離で石を何回も投げてきます…
私がチャーターした車もすでにフロントガラスがひび割れ、ドライバーも慎重になっていました。
車で移動中に彼女らを発見したら即座に窓を開けカメラを構え、さっさと撮って窓を閉めて逃げるしかありません。
そのため近づくことも出来ずに、持参した望遠300mmのレンズでは役不足でした (TωT)
まあでも、きっかけがこの女性達だっただけで、中部は他にも見所がいっぱいでした。
点在する村々、人懐っこく笑顔の耐えない人々。何度車を「Stop!!!」と止めたことか。
止めて→降りて→撮って→乗って→止めて…の繰り返し。毎度べったりと付いてくる護衛も大変。
日差しも強く体力の消耗も激しい。埃もすごいので撮るだけではなくカメラを守り掃除もしながらで。
もーいいだろ、もう充分撮っただろ、と思ってもまた撮りたい光景に出会ってしまう。
疲れた、疲れたけど、これを撮らないと後悔する (`・д・´)ノ コンジョー
一日がんばって疲れを癒してくれる宿。
ヨルダンの砂漠の経験ではこういう地帯での宿泊には期待できない。
ダニに刺される。
せめてダニがいない宿をと思っていると、ドライバーがいいホテルがあるよと連れて行ってくれた。
ここからが本題(長くてすみません)。
さて、どんな所に泊まるのかと思っていると、車は峡谷の谷底から坂をぐんぐん上り頂上に出ました。
峡谷の上とは思えない真っ平らな広大な風景。
さっきまで見られた緑や川もなくなり、茶褐色の乾燥した大地だけ。
もちろん建物も人気もない。
こんな所にいいホテルがあるの?と半信半疑。
ドライバーは峡谷の下にある村のお金持ちがここにホテルを建てた、と。
お金持ちの建てたホテル!?ちょっと恐くなってきた(予算的に)。
すると一枚の看板が
「HAYD AL JAZEEL Resort」
Resort…リゾート!?
何とも高そうな響き…
しばらく走ると大きな門が見えてきた。でも門の手前にも向こうにも何もない。
またひたすら走る。きっとここら一帯すべてそのお金持ちの土地なのだろう。
そして2個目の門が。ここには警備員がいる。
ようやく到着したか?
そのホテルの全貌が見えてびっくりでした。
めちゃめちゃきれいで、色が眩しい。
緑の芝生、濃いピンクのブーゲンビリア、真っ青な空、従業員のカラフルな民族衣装。
さっきまで色味のない世界だっただけにそのギャップは大きい。
しかも従業員はすごく紳士で英語もペラペラ。
客の数より従業員の数が多い…
建物はまだ新しく、一個一個独立した離れのような形式になっている。
利用するお客さんはサウジや中東のお金持ち風アラブジ人。
いったいいくらするんだ、値段を聞くのが恐い。
とは言ってもせっかく来たしね、とりあえず部屋を見てみるだけ見てみよう。
旅の同行者えりちゃんとひやかし感覚で部屋を訪ねる。
案内された部屋のドアを開け玄関スペースを抜けて中に入ると二人とも叫びました。
めちゃくちゃ綺麗!お風呂にアメニティがある!テラスがある!
キャーキャー言って普通の女子丸出しでしたw
そして問題の値段を聞くと
1泊ツインの部屋でUS$60(5000円)とな。一人2500円。
案外安くない?
そりゃいつも泊まっている宿よりは高い。
けどたまに贅沢するにはお手ごろな値段。
どうするどうする?と二人でこそこそ相談して泊まること決定!
だってホテルからの景色すごいし
プールあるし(絶壁プール)
こんなとこに泊まれることなんてそうそうない。
一日がんばったしね。
日没も間近だったのでカメラを持って散策。
プールまで行くとお金持ち風アラブ人たちが泳いでいた。楽しそう♪
私はさすがに水着もないし泳がなかったけど、
バッシャーーーン!
このおやじのおかげで水浴び出来ました・・・
まさかの水しぶきにカメラごと濡れてしまい (@ロ@|||)
おやじ笑ってるがそれどころではない!
2011.04.05
JICA(国際協力機構)の広報誌「JICA’s World 4月号」にコラムを載せています。
懐かしいチベット・カイラスのコラムです。
カイラスのお仕事やっている時が一番幸せ。
見開き1ページ目、“春夏秋冬”というお祭りのコーナーです。
JICAのサイトからPDF分割ダウンロードも出来るので、ぜひ読んでみてください。