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大峡谷のリゾートホテル

2011.04.18

ご無沙汰していてすみません。
久しぶりにイエメンの旅の続きです。

砂漠地帯が広がる中部。
イエメンに退避勧告が出された今年3月以前でも、治安が悪いことから行く人はあまりいませんでした。
旅行会社が催行するツアーも首都サナアかソコトラ島のみ。

   

    
この中部を旅するのに車一台(もちろんドライバーも)、パーミット(入境許可書)、強制で付けなければならないカラシニコフ(歩兵用のライフル)を持った護衛を手配。

   

   
ここでどうしても見てみたかったのは

   

   
このとんがり帽をかぶった女性達。
黒い衣装に全身を覆われ見えるのは目だけ。そしてこの長いとんがり帽。
異様だ。不思議だ。見てみたい!
ということで中部に向かったわけです。

しかしこの女性達はカメラを向けると石を投げてくるという噂。
覚悟して望遠レンズを持って出かけましたが、その警戒ぶりは噂以上。
カメラを向けるどころか、手にカメラを持っていることが分かるとすごい飛距離で石を何回も投げてきます…
私がチャーターした車もすでにフロントガラスがひび割れ、ドライバーも慎重になっていました。
車で移動中に彼女らを発見したら即座に窓を開けカメラを構え、さっさと撮って窓を閉めて逃げるしかありません。
そのため近づくことも出来ずに、持参した望遠300mmのレンズでは役不足でした (TωT)

まあでも、きっかけがこの女性達だっただけで、中部は他にも見所がいっぱいでした。
点在する村々、人懐っこく笑顔の耐えない人々。何度車を「Stop!!!」と止めたことか。
止めて→降りて→撮って→乗って→止めて…の繰り返し。毎度べったりと付いてくる護衛も大変。
日差しも強く体力の消耗も激しい。埃もすごいので撮るだけではなくカメラを守り掃除もしながらで。
もーいいだろ、もう充分撮っただろ、と思ってもまた撮りたい光景に出会ってしまう。
疲れた、疲れたけど、これを撮らないと後悔する (`・д・´)ノ コンジョー

   

   

    

    

    
一日がんばって疲れを癒してくれる宿。
ヨルダンの砂漠の経験ではこういう地帯での宿泊には期待できない。
ダニに刺される。
せめてダニがいない宿をと思っていると、ドライバーがいいホテルがあるよと連れて行ってくれた。

   
ここからが本題(長くてすみません)。
さて、どんな所に泊まるのかと思っていると、車は峡谷の谷底から坂をぐんぐん上り頂上に出ました。
峡谷の上とは思えない真っ平らな広大な風景。
さっきまで見られた緑や川もなくなり、茶褐色の乾燥した大地だけ。
もちろん建物も人気もない。
こんな所にいいホテルがあるの?と半信半疑。
ドライバーは峡谷の下にある村のお金持ちがここにホテルを建てた、と。
お金持ちの建てたホテル!?ちょっと恐くなってきた(予算的に)。
すると一枚の看板が
「HAYD AL JAZEEL Resort」
Resort…リゾート!?
何とも高そうな響き…
しばらく走ると大きな門が見えてきた。でも門の手前にも向こうにも何もない。
またひたすら走る。きっとここら一帯すべてそのお金持ちの土地なのだろう。

そして2個目の門が。ここには警備員がいる。
ようやく到着したか?

    

   
そのホテルの全貌が見えてびっくりでした。
めちゃめちゃきれいで、色が眩しい。
緑の芝生、濃いピンクのブーゲンビリア、真っ青な空、従業員のカラフルな民族衣装。
さっきまで色味のない世界だっただけにそのギャップは大きい。
しかも従業員はすごく紳士で英語もペラペラ。
客の数より従業員の数が多い…
建物はまだ新しく、一個一個独立した離れのような形式になっている。
利用するお客さんはサウジや中東のお金持ち風アラブジ人。
いったいいくらするんだ、値段を聞くのが恐い。

とは言ってもせっかく来たしね、とりあえず部屋を見てみるだけ見てみよう。
旅の同行者えりちゃんとひやかし感覚で部屋を訪ねる。

    

    
案内された部屋のドアを開け玄関スペースを抜けて中に入ると二人とも叫びました。
めちゃくちゃ綺麗!お風呂にアメニティがある!テラスがある!
キャーキャー言って普通の女子丸出しでしたw
そして問題の値段を聞くと
1泊ツインの部屋でUS$60(5000円)とな。一人2500円。
案外安くない?
そりゃいつも泊まっている宿よりは高い。
けどたまに贅沢するにはお手ごろな値段。
どうするどうする?と二人でこそこそ相談して泊まること決定!

だってホテルからの景色すごいし

   

    
プールあるし(絶壁プール)

   

    
こんなとこに泊まれることなんてそうそうない。
一日がんばったしね。

日没も間近だったのでカメラを持って散策。
プールまで行くとお金持ち風アラブ人たちが泳いでいた。楽しそう♪
私はさすがに水着もないし泳がなかったけど、

    

    
バッシャーーーン!
このおやじのおかげで水浴び出来ました・・・
まさかの水しぶきにカメラごと濡れてしまい  (@ロ@|||)
おやじ笑ってるがそれどころではない!