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旅人Syndrome

2011.08.30

    
どこか遠くに行きたいな。

家も大好きだけど
どこかに行きたい…

近場でもいいじゃん、という人もいるけれど、私はいつも遠くに行きたがる。
なぜかは分からない。

やることはあるのにここ数日ついついネットで航空券探しをしていた私。
いやいや、駄目駄目。やるときゃやらなきゃ。

     

夜明けの言葉
ダライ・ラマ14世(著)
松尾純(写真)

       

本屋へリサーチ

2011.08.24

昨夜こそっと家を抜け出し、とあるショッピングセンターの本屋へ。
出版されたばかりの『夜明けの言葉』が、さて、この本屋にあるのかな、と。
コンピューターの検索で探すと、在庫あり。“人文書・宗教・チベット仏教”の分類棚にあると。
早速ドキドキしながら行ってみると

    

    
さて、どこでしょう。
『夜明けの言葉』を探せ!

     

    
ちゃんとありました。
ガツーンと主張する表紙ではないので見落としそう。

つい

    

    
こういうこともしたくなっちゃう。
けど、すぐ戻しましたよ、元通り。

がんばっていろんな人に買ってもらうんだよー。

    
広島では有名なフタバ図書。大きな店舗ならあるようです。
もちろん全国規模の本屋には置いてあります。
ネットからも送料無料なのでぜひ。

     

夜明けの言葉

2011.08.19

以前のブログでにおわせましたが、発表します。
本が出ました!私一人の出版ではありませんが
著書/ダライ・ラマ14世
写真/松尾純
なのです!

    

     
夜明けの言葉』という本です。
なんと名誉なことでしょう。
チベットの写真を撮り続けていて、こんなうれしいお話はありません。
本の中には写真が80枚以上掲載されています。

この本のお話を頂いたのは先月の中央アジアに旅立つちょっと前。
8月出版目標ということで、旅で抜ける期間はご迷惑をおかけしました。
帰国後すぐに仕事に取り掛かって、やっと、何とか、作業も終了し、こうして待望の形になったわけです。

昨日家に見本が届いたのですが、感動ものでした。

ぜひ、皆さんも見て、出来れば買って頂きたい!
ネットでも購入できます。

ページのサンプルなど詳しくは当サイトに載せています。→コチラ

全国大型の書店(紀伊国屋・ジュンク堂)、中規模以上の書店であれば、来週頭ぐらいから店頭に並ぶと思います!

     

松尾探検記

2011.08.18

島根県の日本海岸に行こうと隊員を集め向かいました。
お盆休みと言うことで海水浴場は人でいっぱい。
隊員の一人が「誰も知らないプライベートビーチがある」
と得意げに言うので、彼の案内でそこへ向かうことに。

車は海水浴場のだいぶ手前で幹線道路を反れ、一台通るのもやっとの狭い農道に入りました。
藪の中に車を止め、車内で腹ごしらえをし、釣竿や道具をかついで出発。

トトロの森を抜け

   

    
ぬかるんだ大湿地帯を進み。。。
目の前に現れたのはアマゾン川!
これを越えないと砂山の向こうに広がる海を一目も拝めない。

    

    
ここは根性だ!行くしかない。

    

    
隊員は腹をくくり、服のまま飛び込んだ。
川の水は深い所で膝上まであったので短パンじゃない人はビショビショです。

私も人喰いピラニアに怯えながら川を渡りました。
川底の泥に足を何度も取られながら。
(頭の中は完全に川口浩探検隊)

   

    
この川があるから、皆この先のビーチに行かないのだそうだ。
確かに、家族連れとかこの道は無理だな。

川を渡り、砂丘を登り、頂上に辿り着いて見えたのは真っ青な海!!!

    

    
おぉ

   

    
おぉぉぉ!

    

    
海だーーー!
と青春ドラマのように駆けたくなるほどのきれいさ。
実際隊員の一人は子供のようにはしゃいで走って行った。

しかし、本当にきれいだった。
何より誰もいない。
素晴らしい。
海水浴で有名な島根の浜田にこんなところがあるとは!

さすがに日本海なので風は強いです。
パタゴニア並みの強風。

    

    
強風に煽られながら、ある者は夕食のために釣りに勤しみ、ある者は素っ裸で寝転がり、私はというとパラソルを開いてチェアに座り、優雅に読書(隊長だから)。

    

    
遥か向こうには大海水浴場があるのか、色とりどりの人影が海岸にぎっしりと見える。
ちょっと苦労すればこんな静かな素晴らしい場所があるのに。

    
海を後に今度は中国山地の瑞穂へ。
辺りはうっそうとした緑に囲まれた深い山岳地帯。
気温もぐっと低くなる。
海も素晴らしかったがやはり山だな。

その夜は皆でコテージに泊まった。

   

    
そして夜はもちろんバーベキュー

   

    
今日の収穫を網で焼いて、虫と格闘しながら飲みに飲みまくった。
日中の強烈な日差しにぐったり。
しかし普段からあまり寝ないという市場族の隊員たちは元気。
わずか3時間の睡眠で復活する。
隊長がこれではいかんと、早朝から…いやまだ暗いうちから元気な隊員たちに合わせ次の日が始まった。

コテージを後にして向かったのは広島北部にある小瀬川上流。

    

   
水の透明度が恐ろしく高い。
ここも本当は誰にも知られていないプライベートな場所だった。
しかし人の姿がちらほらと…。
日本の秘境も失われつつあるな。

また新たな未踏の地を探さなくては!

     

VITAL YAWD

2011.08.12

昨日友人を訪ね山口県の岩国に行って来ました。
膝まであろうかドレッドヘアーの野人K君。
農業をしている山から下りてきて、私を引き連れ向かったのは、岩国の米軍基地近くにあるジャマイカ料理のレストラン…ではなくラスタランド『VITAL YAWD』。

    

    
おぉ、っぽいお店だ。
どこを見てもラスタカラー。
料理屋と言うよりバーって感じだな。

    

     
まだ開店前で薄暗くお客さんもいなかったので、遠慮なく写真をバシバシ撮っていると、K君の友人でもありオーナーのM氏登場。
M氏も足まで届く長~いドレッドヘア。野人がまた一人。

     

    
DJブース(セレクターブース?)にいるM氏。
まるで曹操(レッドクリフ見た人は分かる)。
第一印象ちょっと恐かったけど、間近で見るとお肌もつやつやで若々しく、愛嬌のある顔立ち。
何より気さくで、人の話もうんうんと良く聞いてくれ、優しい人だった。
M氏の聞き上手ぶりにまんまとのせられ、べらべらとしゃべりまくってしまいました。

    

    
M氏の次男。
このお店で毎日お客さんたち(外国人を含む)とたわむれているだけあって人懐っこい。
あれ撮れこれ撮れと引っ張りまわされて、お尻も何度なく触られました。

    

    
M氏とK君、二人の野人が並んでお酒でも飲みながら会話していると、はたから見たら怪しい会話をしているように見える。
けど実際は農業の土の話、山の天敵である動物の話をしている。
「イノシシは頭が賢いよ」「猿が一番賢いよ」「カラスも賢いよ」「というか、動物は賢いよ」
「虫寄せの雑草をわざと残して~」「畑を耕さずに育てるほうが小ぶりだけど味が凝縮されて~」などなど。
山を合わせて2万平米以上の土地を持っているとか。
“畳”で言ってくれないと、どれだけ広いか私には分からないけどね。ま、相当広い山奥に住んでいるのは間違いなさそうだ。

      

     
彼らの話をサウンドにまるで外国に居るような気分になりました。どこかの国で出会った旅人たちと話しているみたい。
ねっとりとしたマンゴースムージーも中東のフルーツジュースのようにレベルが高く、ジャマイカの伝統料理であるジャークチキンも本当に美味しかった。2個も持ち帰りしたほど。
これでお酒が飲めれば最高のおつまみだったのですが、残念ながら車だったので…。
次回はお店に泊まる覚悟で行こう。

      

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