2011.09.17
先日パソコンモニターを購入したと書きこみましたが、未だに勉強は続いています。
webや印刷物での色を思い通りにするため、キャリブレーションなるものをしてみました。
これによって色味違いを3つまで登録出来るのですが、今のところの私の設定は
①sRGB(色温度6500k、ガンマ2.2)
今までの写真撮影画像はカメラ設定から全てsRGBだったため、少しの間はこの設定でスタートします。ちなみにweb(Windows)の標準値でもある。
②AdobeRGB(色温度6500k、ガンマ2.2)
将来的に、メインで使っていきたい設定。カメラの設定を今後はAdobeRGBにするつもりなので、近々にこちらに移行。AdobeRGB規格の色域に近い設定。
③AdobeRGB(5000k、ガンマ1.8)
印刷物にする仕事がある以上、この設定も気にしなくてはいけないと登録。印刷学会が推奨する設定値のようです。ガンマ値は2.2でもいいかも?
この設定だと画面がかなり黄ばんで見えます…必要な時だけ使う予定。
以上、この3パターンを使い分けていきます。ボタン一つでモニターが切り替わるので便利です。
もちろんカメラやモニターだけではなく、Photoshopなどの画像ソフト、プリンタも合わせる必要があります。
ちょうど長い間使ってきたプリンタの寿命がきてしまったため、この機会に購入。
Canonから写真に強いEPSONに鞍替え。A3タイプまでは手が届かなかったけど、昨日発売されたばかりのモデルです。
早速出力テスト。モニターの設定は①です。
カラー処理は“Photoshopによるカラー管理”にし、プリンタプロファイルをいろいろ変えて試してみました。
ここでsRGBを選べばいいのか?と思いきや色が濃すぎる。
結果、プリンタプロファイルは“Photo Crispia”が濃さ、色味共に一番マッチしていました。
ちなみに出力したものを見る環境も大切と思いますが、自然光(5000k)に近い光の下でチェックしました。
私の持っているデスクライト。
色温度が5600k~7000kとちょい明るめですが、暗い方で使えば問題ないかな。
それよりも室内照明が電球なので早く変えなくちゃ。
演出性の高いAAA(昼白色)蛍光灯が良いらしいです。
何はともあれ、全ての作業空間での色が統一されたのでうれしくてうれしくて。
仕事がしやすい。効率アップです!
色はまだまだ奥が深そうなのでさらなる勉強が必要でしょうが、とりあえずは一段落。
2011.09.12
最近発見したかなり美味しいもの。
酔虎伝、八剣伝のポテトが好きで、そのポテトだけ食べによく通っていたことがある。
業務用スーパーに行っても同じようなポテトがないので、お店に通って店員さんと仲良くなれば、ポテトを売ってもらえるんじゃないかと思って…。
けど、ついに発見した。
イオンのスーパーでこれをっ!
パッケージからして“これはもしや”と買ってみたらビンゴでした。
居酒屋さんがこれを使っているとは思えないけど、味や食感はかなり近いです!
極細のポテトでカリカリ、味付き。
これでお酒が飲める。
スーパーで2袋買ってもあっという間に無くなる。
うちには大きなフライヤーがあるので、一回に大量に揚げてむしゃむしゃ食べ続けます。
もう一つ、誰でもすぐに手に入るもの。
セブンのスライスチーズ(とろける方)。
チーズが好きでカマンベールをよく食べてたけど、なにせ値が張るので最近はスライスチーズに移行。
いろいろ試した結果、CGCのとろけるスライスチーズに落ち着いていた。
スーパーまで行くのがめんどくさいなというある日、セブンでこれを買ってみた。
なーんにも期待せずに食べたら…美味しいではないか!
しかもスーパーで売られているスライスチーズより安い(178円)。
これはいい物を見つけた。
毎日パソコンをしながら、ペリペリむしゃむしゃと8枚入り一袋が一瞬で無くなります(そのまま食べる)。
そのうち冷蔵庫にストックするかもね。
2011.09.10
先月くらいからPCの調子がすこぶるおかしかった。
作業中電源がいきなり切れる→再起動を勝手にする→立ち上がったと同時にまた電源が切れる…
これを繰り返して私の我慢も爆発寸前。
内部の掃除をしてみたり、私で出来る限りのことはやってみた。けど改善されず完全にお手上げ。
と、そんな時、私の兄が仕事の都合で急遽広島に帰って来た。
まさに天の助け!
夜一緒にお酒を飲みながら、PCの調子を見てもらうと、上記のトラブル以外にも動作が遅いなどいろいろ指摘された。
トラブルを含め改善の気配なし。
お酒の勢いもあり、数時間、いや数十分後にはネットで新しいPCを買っていた。
基礎構成に対してメモリ倍増の8GB。
ハードディスクはCドライブ1TB、E/Fドライブが各2TB。
もちろんWindows7。
これより先に手を付けてしまったのは以前から気になっていたEIZOのモニター。
モニターだけで6万円…
これでもEIZOの中ではお手頃な方だった。上を見たらきりがない。
しかしながらきっとこれは優れものだろう。
一般的なモニターの中では最高解像度の1920×1200。医療用をのぞけばトップクラス。
まだ設定はしてないけどAdobeRGBカバー率95%、10bit入力に対応しているので将来うまくいけば10億7374色が表現出来る…らしい(8bitの現在は1677万色)。
今までのモニターと比べて違う点として、まず画面の方向が自由自在。
上下の傾きだけではなく、左右、高さ調整も出来て、長時間の作業でも疲れにくい環境を作れる。
そして、何といっても縦位置に画面が90度回転する!縦写真を編集などする時に役に立つのか?これはまだ未使用なので何とも言えません。
あとは色の設定など項目が細かい。
しかし!22型のくせにでかい!厚い!!
スタイリッシュとは程遠い。
私の作業机は70cmと奥行きがあるのに、このモニターを置くと手前のスペースがつぶれて画面も近い。
机の奥行きがないときつい代物だ。
そんなこんなでPCのお引っ越し。
普通なら?1日もあれば出来るだろう作業を、こんな私なので3日かかった。なお続行中。
大量の写真データを外付けHDDから移し、ソフトなどインストールし直し。Windows7になったのでソフトも正常に動かないものがある。
新たなバージョンもしくは似たソフトを探しインストール、扱い方が違えばそれぞれ勉強。
キーボードが暴走して連打する、スカイプで通話出来ない、Windows7自体の仕様が違う。
などなど、調べることは山ほどあった。
一番苦労したのは色の設定。せっかくいいモニターを買ったのだからちゃんと設定しようと、色の勉強から始めた。
でも、調べて調べても分からないことばかり。
調べる最中新たな疑問が湧き、解決してもいないのに色と関係ないところへ芋づる式に脱線していった。
仕舞にはPhotoshopの攻略本まで(今さら)買う始末。
PC環境を変えるって本当に大変!
まあいい機会かもね。
こういう状況にでも置かれないと勉強なんてしなかった。知ってることだけで何とかしようとしてたから。
だいぶ怠けて損してたな。知ってればワンクリックで済むことを手間に手間を重ねて…。
「大変なのは最初だけよ」と言ってくれた兄の言葉を励みに、今が成長する時と思って勉強がんばろー。
2011.09.03
静かな湖の湖畔。
騒ぐ人もおらず、トラフィックの音もしない。
聞こえるのは草原を走る馬の足音だけ。
のんびり草を食べていたかと思うと突然走り出す。
ドッドッドッと大地を振動させながら大きな音を立てて。
草原を馬で走る少年がいた。
パッカパッカなんてかわいいものじゃない。
私も一瞬だけ味わったことがあるけど、馬と一体になってスピードが上がると音が変わる。
宙を浮くように駆けるその姿に私の頭の中は“ダンス・ウィズ・ウルブズ”。
自分より遥かに大きな馬に乗って勇ましいこと。
こちらは走る車の中。
とっさに揺れる車内からカメラを向ける。
ドライバーが気を利かし、少年の横にピッタリとつけてくれた。
車のスピードと馬のスピードが合致した数十秒の興奮が忘れられない。
見惚れていた私に少年はニコッと笑いさっそうと走り去っていった。
かっこい~!
『夜明けの言葉』
ダライ・ラマ14世(著)
松尾純(写真)