2011.10.29
行ってきました、愛媛県松山へ!モリカメラさん主催『デジタル一眼体験教室』。
広島から松山へは高速船スーパージェットで1時間15分。あっという間です。
まずはモリカメラさんの担当者さんと教室の屋外撮影で歩くコースの下見。
ゆ〜っくり歩いても20分。さて1時間あるのにこれではまずいと延長コースも探す。
打ち合わせもしてこれでばっちり!
あとは教室の始まる時間までご飯を食べて待機。こういう時はやっぱりおにぎりです。
教室開始30分前から生徒さんがちらほら集まり始め、時間きっかりに全員集合して頂きました。
ここから市民会館にある会議室でカメラの使い方の説明。
実はこの教室では時間の余裕があまりなかったため、スタッフさんも私も心中時間内に終わるかハラハラ。
説明時間では初心者の方々がほとんどなので、思うようには前に進みません。マンツーマンでつきっきりレクチャー出来れば早いのですが。
何とか時間内に説明を終え、屋外へ。
ここからが楽しい時間です。
生徒さん一人一人とお話をしながら、マンツーマンで撮り方などの説明が出来る。
「空をより青くするにはどうしたいいですか?」
「持参したカメラのピントがどうしても合わない」
などなど質問が飛びます 。それを解決して、生徒さんの手応えを感じ喜ぶ顔が見れるとうれしい。
散策コースが足りないのではと心配していたけど何のその。
皆さん、一見何もないようなところでも一生懸命カメラを向けて、被写体を探していました。
スタート地点から10m進むのに15分。
その様を見るのはうれしいですけどね。
道中はカメラの使い方だけではなく世間話も。
女性の参加者さんが多かったのでそうなりますよね。
一昨日イタリアから帰ってきたばかりという人や、お揃いのデジ一を持っていた仲良し三人組や。
さて、気付くと散策予定時間も終盤に。
こりゃ集合場所であるカフェに辿り着かんと、ちょっと生徒さんに急いでもらい、延長コースを回ることなく撮影終了。
実は個人的に今日発見した延長コースがお気に入りだったんですけどね。
またの機会に。
講評会の会場となるカフェは、松山城のお堀そばにある「AMITIE(アミティエ)」さん。
雰囲気のある、女主人?が素敵なカフェでした。
まずは生徒さんに今日撮った中でこれぞという一枚を選んでもらい。
一生懸命選んでいました。
たまたま流し撮りした写真、よく見ると液晶に映っているのは私では!?(家に帰って気づきました)
ベレー帽をかぶっているのが私です(上写真)
そう言えば生徒さんに、今日の教室で質問はありますか?と聞いたところ
「写真家はやっぱりベレー帽なんですか?」
というものがありました。 笑いました。
きっと渡部陽一さんのことでしょう。たまたまですw
写真を選んでもらった後は、ケーキを食べながらひと休憩。
私の海外で撮った写真をテレビ画面に映しながら旅話&写真のお話。
ちょっとマニアックな旅話でも皆さん聞いてくれてうれしかったです。
講評会では驚くほど良い作品もあり、個性的なこだわりを持って撮られている方ありでおもしろかったです。
写真って性格出ますよねぇ。
初対面でもその人が撮った写真を見ると、“あ、この人はこういう人かな?”と、何となく感じる。
時間ちょっとオーバーで教室終了。許容範囲内でしょう!
皆さんとあいさつを交わしてお別れ。名残惜しい気持ちで…
最後に残っていた生徒さんが「僕の作品を見てもらえませんか?」と、大量にプリントして持ってきた写真作品を見せてくれました。
これも性格がうかがえるような優しい写真の数々で、何より写真が好き、もっとうまくなりたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。
私も昔は写真をカラーコピーしてファイリングし、周りの人に見せていました。
「すごいねぇ」と言われるのがうれしくて、どんどん写真にのめり込んで。
その青年は、撮った写真を介護の仕事先でおじいちゃんおばあちゃんに見せて、喜んでもらえるのがうれしいと言っていました。
いい話ですねぇ。やっぱり写真にその優しさが現れるわけだ。
そういう気持ちを大切にしなくちゃ!
充実した楽しい教室でした。
失敗点や心残り、気になることもやはりあります。
でも回を重ねるごとに、ちょっとづつ進歩している気がします。
生徒さんが「行って良かった」と 思ってくれればうれしいです☆
2011.10.24
ジョギングを始めてみました。一日一時間。
走り始めは軽快なんですが、徐々に足が重くなってきて。。。案の定とっても筋肉痛です。
何とか続けてみます。
さて、今週は四国に行ってきます。
モリカメラさん主催の写真教室で講師をするためです。
『初心者向け デジタル一眼体験教室』
10月28日(金) 13:30〜16:30
前回の“カメラのサエダ”さんと同じく初心者向け教室です。
今回はNikon D5100の貸出しです。
D5100ですが、バリアングルなる機能が付いていて、いろんな角度から取れて楽しいです。
私もデモ機で遊ばせてもらっています。
教室ですが、定員あと1名だそうです。宣伝が遅れて申し訳ありません。
お近くにお住まいの方、興味があればご参加を〜。
カフェでケーキ食べたり、松山の散策(撮影)したり。楽しみです♪
詳しくは モリカメラさんのホームページにて。
2011.10.16
チベットの旅情報。
中国国内のチベットエリアは、政情不安定でころころ状況が変わります。
その経緯から簡単にお話しますと…
北京オリンピックの開催前に起こった2008年3月10日のチベット騒乱を覚えていますか。
チベットの自由を求めて、チベット自治区の区都ラサでデモが起こったのをきっかけに、抗議行動が広範囲に広がっていきました。
世界の目がチベット問題に向き始めたのを感じました。オリンピックが終わると共に話も表に出なくなりましたが。
そのチベット騒乱から3年。
今年3月に中国国内にある、アムドと呼ばれるチベット人が住むエリアで僧侶の焼身自殺がありました。
詳しくはアバという町のキルティ・ゴンパ(寺)です。
チベットの自由を訴え、自身に火を付け自殺した。
先月末、その従兄弟であるキルティ・ゴンパの僧侶(18歳)がまたも焼身自殺。
それ以降、僧侶の焼身自殺が続いていると言います。
これはほんの一部です。
チベット自治区でも、アムドでも、カム(アムドと同じく中国国内のチベット人が住むエリア)でも、中国当局とチベット人たちとの衝突は続いています。
実際、2010年に私がカムを旅した時にも衝突を目の前で見ました。
日に日に検問は厳しくなり、私が帰国すると同時に戒厳令がしかれ、間もなくカムは閉鎖されてしまいました。
これは上海万博を直前に、チベットエリアの警戒が強まったためと思われます。
静かな町が一遍、中国当局とチベット人の衝突によって緊迫した空気になる(2010年撮影)
今回のアバでの焼身自殺で、アムドエリアの入境はどうなったのか、現地に問い合わせてみました。
ここからが本題です。
アバはもちろん難しいですが、それ以外の場所は(現時点の情報では)外国人立ち入り禁止になっていないようです。行けるということです。
エリアは違いますが、地震のあった玉樹も可。
入ることが出来ると言っても、チベット人が住む上記のエリアは政情が不安定、かつ自然災害に対して非常に弱い地域なので、いつどこで閉鎖されるか分かりません。
チベットエリア全域が突然外国人立ち入り禁止になることも、今年数回あったようです。
そして、チベット自治区。
行ったことがある人はご存知の通り、自治区に入るには入境許可証(パーミット)が必要です。
本当はこれがあっても個人で自由に自治区内を旅するのはタブー。確かパーミットの有効期限は4日かそこらだった気がします。
しかし、以前までなら実際その期限を過ぎても見つかることはなく、チェックもなく、ラサなどに居続けることが可能でした。
これは自由旅行者を受け入れると観光収入も増えることだしと、観光局が規定を無視し黙認していたから。
旅行者は、適当なスケジュールを出してパーミットさえゲットしてしまえばあとは知らんぷり、みたいな。
それが現在厳しくなっています。厳しいが入れる。
チベット騒乱以降は一年間、自治区に入境さえ出来なかったので、それよりは状況が良くなった方です。
私が行きたいのは西チベットのカイラス山。
垂直にそそり立つ、カイラス北壁がもう一度見たい(2007年撮影)
2005年と2007年に訪れましたが、2007年はガイドの同行が義務付けられていました。
それは現在も同じ。
ガイドと言っても知識は持っていなかったです。私が教える始末。
カイラスのコルラ(巡礼)を途中でやめて左回りで帰ろうとするふとどき者でした(巡礼は右回り)。
現在のガイドはそれよりもっとたちが悪いようです。
自治区内の同行だけではなく、旅行者が自治区から出て行くまで見届けるらしいです。
旅行者が、チベットでの抗議行動に参加するために、またはメディア関連の情報収集をする目的で来ていないか監視するために。
ガイド同行のせいで2007年もでしたが、車のチャーター代は上がりました。
カイラスへはラサから最低10日は欲しいところですが(カイラス周辺にも見所はあるので実際10日では少ない)、問題は日数ではなく、どこの国でも距離。
ガソリン代が高いですから。
カイラスへの車チャーター代はラサから大体25,000元(1台)らしいです。
現在1元=約12円なので、30万円ってことですね。
車チャーター代、ガソリン代、ドライバー、ガイド、西域のパーミット、ドライバーとガイドの宿泊費と食費。全て込み。
ラサで自分で車を探したらもっと安く済むかもしれませんが、現在ラサまでの航空券+チベット自治区のパーミットは、それだけでは手配出来ないようです。
以前よく使っていた中国国内の某旅行会社も安全のために、自治区を出るまでの全行程の手配をする者にだけ、ラサへの航空券+パーミットを手配してくれるそうです。
闇の旅行会社などの情報は知りませんが。
青蔵鉄道やバスについては情報を持っていません。
飛行機以外だと、ラサまでの足+パーミットだけを手配してくれるのか…難しそうですが。
何にしてもカイラスへ行くには莫大な資金が必要ってこと。
上記の30万は、ラサからカイラスの足代だけですよ。
その他ラサまでの足代、自治区のパーミット代、全行程の自分の宿泊費と食費、もちろん国際航空券etc
恐いことになりますね…
カイラスへはお金も体力も相当必要なのです。
貯めれる人だけが、悪環境に耐えれる人だけが、それでも行きたい人だけがっ!がんばって行きましょうってことです(がんばれ私)。
2011.10.14
突然「牛に会いに行こう」と思い立って、鳥取県・蒜山(ひるぜん)高原に行って来ました。
牛はきっかけであって、山に行きたかった。高いところへ行きたかった。涼しいし。
蒜山高原は標高1,000mそこらで、高所好きの私にはかなり物足りないけど、自然に富んでいて緑の匂いがする。
やっぱこういう匂いは定期的にかがないといけないなぁ。
牛がきっかけのくせに見たのは一瞬で、食べ物に走りました。
飲めもしないコーヒー牛乳と、背伸びして買ったカマンベールチーズ475円。
蒜山と言えば私の中ではヨーグルトだったので、高原ではさわやかに高級ヨーグルトを食べようと思っていたのに、まさかのチーズ出現で誘惑されてしまった。
山を見ながら青空の下でカマンベールまるまる一個にかぶりつく。
運転があるのでお酒もなしに。
まるでパンでも食べるようにむしゃむしゃと。
普通のカマンベールより半分サイズなのに値段は高い。どれほどのもんだと思ったけど…確かにコクはある、ほんのりバターの味もする。でもびっくりするほどじゃない。とろけ具合も足りない。
何となくパッケージを読んでいると、こんなものを発見!
なぬー!早く言ってくれ!もう食べちゃったじゃん。
製造日からわずか一週間で食してしまった。そりゃ硬いはずだ。物足りないはずだ。
なんか損した気分。お腹は満たされず、やっぱり手を出してしまったコレ↓
贅沢ヨーグルト140円。
酸味もあってさわやか。
何とか気分は満たされて先へ進む。
すると美味しそうな看板を発見。いきなりは止まれず通り過ぎる。
でもどうしても気になってUターン。
お蕎麦屋さん。
山の中にひっそりとある隠れ家的な雰囲気。
ここは美味しいかも。ちまたで噂のお店かも。そう思ったら行かないわけにはいかない(すべて妄想)。
店構えが普通の民家っぽい。なお期待が膨らむ。
がらがらがら。。。扉を開くと、こんなロケーションに似つかわしくない愛想の悪い店員さんが案内してくれた(いや、あれは案内とは言えない)。
まず興味をそそられたのは粗挽田舎。
全国から取り寄せ厳選した蕎麦を使用し、石臼で粗挽きにしたもの。つなぎなしの10割蕎麦とか。
しかし売り切れ。次に気になっていた生粉打(これも10割蕎麦)も売り切れ。
まだお昼の12時。この時間で売り切れとはやはり人気店のようだ。
実際こんな山奥なのに、ひっきりなしにお客さんが入ってくる。
狭い店内はずっと満員状態。
仕方なく田舎を注文。
歯ごたえがあって美味しい。
これでも風味があるのだから、粗挽田舎とか生粉打とか相当だろう。食べてみたい。
しかし!店員のおばちゃんの愛想のなさこの上なしっ!
せっかくの美味しい蕎麦もこれでは味が半減してしまう。
『10』美味しい蕎麦を『15』『20』とさらに美味しくするのは店員さんの接客じゃないのか(怒怒)!
いつまでも怒ってたらせっかくの自然がもったいないので忘れることにして、さらに先へ。
数km走ることなく次の誘惑を発見。
行かないわけにはいかんでしょ。
買わないわけにはいかんでしょ。
今晩のお酒に。
お腹も気分も満たされて蒜山高原を後に。
収穫前で田んぼが黄金色をしていた。きれいだったなぁ。
帰りは北をぐるっと、出雲大社を周って帰りました。
癒され日の締めくくりとして、今まで20分しかしたことないマッサージを50分。
ヘッドマッサージ&足のマッサージ。
極楽だー。最高のご褒美だわ(何の褒美か知らんが)。
買って帰った蒜山ワイン&今日2個目のチーズで至福のひととき。
明日からもがんばろう!
2011.10.10
3泊4日で神戸に行ってきました。と言っても遊びじゃないですよ。
撮影のお仕事です。
実は神戸には子供の時少しですが住んでいました。
父が広島生まれのくせに神戸好きで、あちらに住んでいたもので(今は沖縄ですが)。
幼心に、父が金縁眼鏡に高そうなスーツ着て、外車を乗り回していたのを覚えています(やくざじゃないですよ)。
そのせいか、いつまでも私の中では神戸は洒落た町のイメージなのです。
今回はその神戸を転々と撮影して周りました。撮影のコンセプトが方々に散らばっていて、大阪にも足を延ばしたり。
基本は足での移動。機材をかついで早朝から夜まで撮り歩き、その結果、今猛烈に筋肉痛です。
運動不足がたたりました。
観光地などは一切行ってないですが、神戸グルメはちゃっかり☆
春日野にある下町の商店街・大安亭市場にある『神戸 水野家』さんのコロッケ。
和牛ビーフコロッケ94円
めちゃウマです!衣がさっくさく。
具のミンチと玉ねぎにしっかりと濃い味が付いてました。
機材持って、コロッケ食べ場がら、なおかつ撮り歩く。大忙しです。
贅沢に神戸ビーフも。ごちそうになりました!!
お肉屋さんがやっている和食レストランの『ゆさ香』のビフカツ。
デミグラスソース?が濃厚でした。
オープンから満席で超人気のようです。
お肉屋さんの『ゆさか』にも行って、4000円(260g)の霜降りステーキ肉を家のお土産に買って帰りました。
こんな高いお肉買ったことない。それでも神戸ビーフにはもっと上があるんだとか…
ってな感じで神戸撮影も無事終わり、今広島です。
充実感は(痛いほど)体に出ています。
買って帰ったステーキを超レアで食べて…当分お茶漬け暮らしでいけそうです。