Photo Blog ブログ

ホームシック?

2012.02.28

ご無沙汰してしまいすみません。
レー(ラダック)はネット環境があまり良くないこともありますが、毎日何かしら動いていて、書き込みが出来ませんでした。
ラダックでの素晴らしい日々は帰国して改めて写真付きでアップします。


ところで今はデリーにいます。
レーからの飛行機も無事に予定通り飛びました。
デリーは、暑くも寒くもなく丁度よい気候です。
緑があること、花が咲いていること、色とりどりなことに新鮮さを感じました。

オールドデリーの安宿とは言え、トイレの水が流れる、蛇口から水が出る、電気がある!
マイナス気温の中、バケツ一杯のぬるま湯で髪や体を洗って凍えていたので、快適でなりません。洗濯でも何でも出来るじゃん!


ラダックは新年を迎えたばかりで、現在はお祈り月間に当たります。お肉もお魚もニンニクも、お酒もたばこも禁止です。
レストランでもお肉メニューはなし。
デリーに来て一番にしたかったことはずばり“肉”を食べること。
レーでずっとお肉が食べたい、チキンが食べたい、ジューシーな脂が食べたい!と思っていました。
そして、冬のラダックは野菜や果物にも乏しく、宿のお母さんが私たちの夕食にと用意したカリフラワーは確か100人待ちとか聞きました。

ビタミンCにも飢えていた私はデリーの宿に荷物を置いて、一番にりんごの生絞りジュースを飲みました。
レストランに入りお腹を満たすと、美味しいというラッシー屋に向けてフラフラ歩き、りんごラッシーをがぶ飲み。
時間も経たないうちに念願のチキン(フライ)を1/2羽ほどぺろりと。
幸せ☆


だけど。デリーは騒がしい。皆がつがつ、せかせか、ピリピリしている。
のんびり、ゆる〜い、ニコニコしたラダックの人々が懐かしい。
何であの人たちはあんなに思いやりがあって温かいのだろう。

デリーは空がにごっている。山が見えない。
ラダックの真っ青な空と雪山が恋しい。

インド人に向かって、つい「ジュレー(ラダック語でこんにちは)」と言ってしまう。
それだけ毎日ジュレージュレー言っていたので、口癖になってしまった。

夏のラダックも2回訪れたことがありますが、私は冬が好き。
風景も人も夏とはまるで違う。
水も電気も食べ物も乏しい、とっても寒い。
だけどそれ以上に素晴らしい。
最高な旅でした。


これから久しぶりのタイに行きます。チェンマイ。
お疲れ私、ということで、マッサージして美味しいもの食べまくります♪


レー到着 -20℃!?

2012.02.16

飛行機を4本乗り継ぎやっとこさレー到着です。
デリー空港では居眠りこいて係員に「レーに行くの?」と起こされる始末。
気付いたらさっきまでわんさかいた乗客がゼロ。危ない危ない。

レー行きの機内アナウンスで「-20℃」ってフレーズが聞こえた。
まじで?とちょっとびびりましたが、何とか耐えれる寒さです。
夜は恐いですが。


宿はラダック通にアドバイスを頂き、レー市内より北、カルズー地区にあるZikZik Guest Houseに決めました。
ダブルトイレ付きで450Rs(約700円)です。とは言っても氷点下で水道管は凍っているので水は出ません。
シャワーもバケツにお湯をもらって浴びる感じかな。
ラダックでは毎度のことです。
部屋にはスペシャルヒートなるものを付けてくれましたが、一酸化中毒になるとかで、夜と朝の数時間しか無理っぽいです。
もちろん、昼でも寒いですよ。部屋内で息が白く、手が凍りそうです。

でも宿の人はとても親切。
ゲストハウスというものですが、ホームステイに近いかな。
朝食まで出してくれましたが、これは料金に込みなのでしょうか?様子を見てみます。
フライエッグしか食べてないけど味付けおいしい。


肝心の景色、車も少なく夏の排気ガスが嘘のようです。
旅行者は数人見かけたかな?
濃青の空は拝めていませんが、空気のクリアさは感じます。
辺りの山々は真っ白で、早く郊外に繰り出して写真が撮りたい!

今日は寝不足でもありますし、ここも一応標高が3500m以上。
調子に乗らないように一日安静に高度順応します。


冬のラダックへ

2012.02.14

出発一日前に少々焦り気味で荷造りをしました。
何とか終わったけど・・・バックパックから荷があふれています。
やっぱ冬の寝袋があるとかさばります。さて、どうまとめようか・・・

今回の行き先は3度目となるラダックです。



今まで夏にしか訪れたことがないので、冬の風景が見れるのは楽しみです♪
浮かれていられないくらい極寒でしょうが。


本当は地図下部にあるSpitiスピティというエリアに行くはずでした。
しかしながら、デリー在住の知人である高僧と連絡を取り、彼がSpitiの王?(メールには英語でPrince of Spiti と書いてあった )に連絡を取ってくれ、撮影には夏時期がいいだろうということで、今回は方向を変えました。
Spitiの王に言われちゃーね・・・

でも、前々から真冬のラダックも見てみたかった。

ラダックに通じる5000mの峠道は積雪のため閉鎖され、アクセスは小型飛行機しかありません。
そのフライトもかなり欠航率が高いようで。
極寒と合わさって交通の便も悪いからそりゃ来る人は少ないでしょう。
でも冬のラダックは本当に綺麗だよ、と現地人からよく言われていました。
冷たくクリアな空気、濃青の空を想像するとぞくぞくします。



時期を2月にしたのはラダックでドスモチェという農事新年の豊作を祝う祭りがあるからです。
ラダックとはあまり関係がないようですが、チベット暦の新年も今月22日。
その年末から(または新年から?)ゴチャックが行われるという情報も入手しました。
五体投地で寺院などに向かう巡礼です。



冬はチベット人たちにとって仕事もないので巡礼シーズンとは知っていましたが、ラダックでもそのような行いがあるとは知りませんでした。
祭りよりすっかりそちらに気持ちが向いています。

よい出会いがありますように。



毎年来る場所

2012.02.13

毎年2月になると、ここに来ます。



山口にある友人のお墓。
今回は共通の友人たち4人で向かいました。

いつも思うけど本当に田舎。何もない。目印もない畑の道をくねくねと。
最初のうちは辿り着くまでよく迷ってたっけ。
今ではすっかり懐かしい場所。



コンビニで大好きだったコーヒーとたばこを買って。
すでにお墓にはコーヒーがずらりと並び。

通すがる車もなく、本当に静か。
手を合わせて話しかけるようにじっとお墓を見つめる友人たちの背中に涙が出そうになります。


毎年ここに来るとまずはありがとうって言います(心の中で)。
その後いろいろ言うけどw

そっかぁまた一年経ったのかぁ・・・



Cafe photo講座 行って来ました

2012.02.12

11日の土曜日、カメラのサエダさん主催、協賛ニコンさんの教室で講師をしてきました~。



女性限定「Cafe photo講座」。


昨年末に発売されたNikonのミラーレス一眼“Nikon1(J1)”を使った教室でした。



今回は手軽なミラーレス一眼を使って、色の変化を楽しもう!ということで、ホワイトバランスを中心とした内容でした。

教室が始める前に、愛媛から教室に参加されたモリカメラさんスタッフ女子と京橋川沿いのカフェ“ムッシムパネン”へ。
川が目の前で開放的なかわいいカフェです。
がっつりランチしたかったけどケーキしかなかったから仕方なく・・・



生クリームが大好きですが珍しくアップルパイの気分。チャイ飲んみながら♪



モリカメラさんから写真を拝借。隠し撮りされてましたね~。
何だか本チャンの教室の前にプチ写真教室みたいでしたw


13時、いよいよ教室スタート。
会場は“カフェ・レガロ”。
メインはホワイトバランスと言えども、まずはカメラの基本の扱い方、設定などの説明をしないといけませんので。
カメラのサエダさんご要望の“専門用語を使わない”を頭に入れて、出来るだけ簡単にお話ししました。




またまたモリカメラさんから写真を拝借。
というか、モリカメラさんのブログを見たほうが早いかなw
モリカメラ女子、時々男子☆撮影隊
カメラのサエダさんも近日アップされると思います(きっと私がインドに行っている間に…)。



説明ばかりも疲れるので、ちょいちょい撮影を挟みながら。

初心者さんの教室だったので難しい内容は省いて分かりやすいのだけ、と思いましたが、
省いた箇所が気になる方もおられ、例えば露出モードP,S,A,Mの説明でM(マニュアル)を省いて次の説明にいこうとすると、
「Mって何ですか?知りたいんですけど。」
ま、まさかマニュアルを聞かれるとは思わずにあたふたしましたw
ホワイトバランスの説明でも、もちろんプリセットマニュアルを飛ばしたわけですが、
「プリセットって何ですか?」
ま、まさかー\(◎o◎)/そこを聞かれるとは・・・
わたくしとNikonからのスタッフさんで何とか説明を。

本当に、毎回いろんな生徒さんがおられるので楽しいです。
必ずびっくりさせられる人がいるんです。
おもしろいな。

女性限定の教室ってなんだかリラックス出来て好きです。

この後、機材と撮影小物を担いで打ち上げに。
がんばった後の打ち上げってサイコー!



1 / 212