Photo Blog ブログ

雨の錦帯橋撮影 写真遊び

2012.06.19

撮影テクニック講座2日目。
雨の中山口県・岩国市にある錦帯橋に行って来ました。



カメラと交換レンズを持ち、傘をさしながらの撮影はなかなか体力を使います。
レンズを装着したカメラは約2.5kg。片手で撮る時もありましたが、結構プルプルします。



錦帯橋は木造ですが、茶色とどんより曇った薄灰色の空とでは冴えない色合いになります。
なので、珍しくモノクロで。



やくざみたいなおっちゃんが一人錦帯橋を渡っていました。
観光なのだろうか?
私は女なのでつい男の人を撮ってしまいますが、今回の講座の講師である芳賀先生は、女性の方が絵になるとジョーク交じりに言っておられました(本気かも)。


錦帯橋を渡り、菖蒲(しょうぶ)園へ。



花を本気で撮りたい方々は「看板が邪魔だ!」と言っておられました。岩国市に言うしかないですねw
私はあまり花には興味がないので、看板もおもしろくていいんじゃないかなと思ったり。



完全に視点が花ではないですw
こういう雫は雨の日らしくていいですよね。
シャッタースピードをあげて雫が落ちる瞬間を!と粘っていましたが、落ちた!と思った時には時すでに遅し・・・
連写するしかないです。
さわやかさを出すために+補正です。
そうそう、WB(ホワイトバランス)ですが、一番緑がきれいなのがいろいろ試した結果、色温度4670Kでした。



菖蒲の葉にえらく雫がたまったものを発見。
こちらは葉を浮き上がらせるために-補正。バックをぐっと暗くして。
この雫のたまった葉に、自分の傘から落ちる雫を撮ろうとしたのですが、片手でカメラ、もう片方の手で傘を震わすのは相当な技と力が必要で、結果無理でした (T-T)



以前芳賀先生に聞いた、“露光間ズーム”という技法を使ってみました。
止まっている被写体に動きが出ます(酔いそうですが)。
お花畑を素直に撮る気はありませんでした・・・

この露光間ズーム、シャッターを切る時に素早くぐりっとレンズのズームリングを回します。
コツは広角側から望遠側にすること。
シャッタースピードは1/8~1/15くらいだったかな?
芯となるメインのものを見つけ、広角側で構図を決め、あとはシャッターが切れるまでの間にズーミングする。
私は手持ちでしたが、三脚を使うといいでしょうね。



歩いているとあじのある木を発見。藤の木だったかな?
曲がりくねった幹と苔がいい感じでした。
これも色温度4760Kで。緑が栄えます。
また、どっしりした感じを出すために-補正です。


芳賀先生に伝授された露光間ズームからヒントを得て、新しい技法を思いつきました。
シャッターが切れる間にカメラ自体を回すとどうなるのだろう。
それで出来た写真が以下。



芯となる葉っぱを意識して、なるべくそこをブラさないようにボディをぐりっと回す(一緒に体も傾きますw)。
まあ1/5だったのでブレますわな。何枚かに一枚は成功するかも。
コツとしてはあまり早く回しすぎると何者を撮っているか分からないので、控えめに。

いつの間にか私の後ろでその様子を見ていた芳賀先生が、「おもしろい事してますね」と、その技法は瞬く間に生徒さんに広がり、ちょっと寂しい感じがしました。
まー、遊びみたいなもので、実際の作品には使いませんけどね。



アジサイ園に到着。
しつこくカメラを回す・・・“露光間回転” ↑(上写真)とでも名付けましょうか。



露光間ズームもやり過ぎは禁物ですよね。
ちょっとやるには迫力が出ていいので、これはこの先も(控えめに)使うかも。


15時頃に解散。と言いますか、ただ芳賀先生と挨拶を交わして別れただけです。
常に自由行動だったのでいつ誰が帰ったのか分かりませんw


翌日の講座最終日。
皆さん自信作を3~5点持ち寄り、芳賀先生に講評をして頂きます。



他の人の作品を見るのはとても勉強になります。
しかも同じ場所、同じ状況で自分も写真を撮っていたわけですから、この人はこういう撮り方(視点)をするんだなぁと感心します。
また、それに対しての芳賀先生の意見も、自分にはしてもらえないアドバイスなので貴重です。



心の残った芳賀先生の言葉はたくさんありますが、中でも
「撮った写真のエピソードを5分より10分話せるものの方がレベルが高い」
という一言はその通だと思いました。
より多くそのエピソードを語れるほうが、自分の気持ちもこもっていると思います。
タイトルがすぐ浮かぶような写真。
そういう写真を撮っていきたいですね。

最後に以前購入した芳賀先生の写真集にサインをもらい思い出にしました。

今までありがとうございました!