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カルパ村とカイラス

2012.07.27

スピティの後に訪れたキノール地方。
一番思い出に残っているのがカルパ村です。



レコンピオにも滞在しようと思ったけど、カルパが居心地良すぎてまさかの5日連続滞在。
レコンピオは町なだけです。
村の静かな雰囲気も、山々の景色もカルパのが断然上です!

レコンピオは山の中腹辺りの町。そこから坂をぐんぐん登り、松林をに入ります。
スピティからキノールに移ると緑も増えてきますが、ここら辺りは本当に緑が深い。
松の木のいい匂いに癒されます。

カルパはこの辺り一帯のエリアネームと誰かが言っていました。
その中に6つの村が点在していて、ゴンパ(お寺)のある中心的な村がチニ村です(下写真)。標高約3,000m。
私は車をチャーターをしていたのでチニ村の頂上辺りに宿を取りました。
バスの人はバススタンドがチニ村入口(ゴンパ近く)にあるので、そこらで宿を見つけないと、村頂上辺りにバックパックを背負って登るのはきついです。
だけど、村頂上辺りからの景色は最高!



私が滞在していたHOTEL APPLE PIEからの眺めです。
撮影もこの村で終わり、ということで自分にご褒美。
このホテルで最上階の角部屋、一番値段の高い部屋に泊まりました。
一泊800Rs(1200円)です。何とか言えばディスカウントあるかもです。
下の階は5~600Rsくらいで泊まれそうですが、ちょっと質素な部屋だったかな。似たような景色は望めます(電線が邪魔をするけど)。

このホテルもカザに引き続き最高でした。
私が滞在中は繋がらなかったけどWi-Fiあり、オーナーであるAmanアマンをはじめ従業員のホスピタリティがGood。
そして、料理が美味しい!ここのシェフは以前デリーの5つ星レストランで働いていたとか。
何を食べてもはずれなしでした。
(10月頃はりんごの収穫の時期で、アップルパイが美味しいらしいですよ。ホテル名になるくらい)


早朝と夕方、ゴンパからは懐かしい“オム・マニ・ペメ・フム”の歌が流れてきます。
谷中にそれが響き渡っていました。
スピティーを離れ人々の顔つきもインド人っぽくなってきましたが、ここはまだチベット仏教の村なのだと実感します。



厳密に言うと、生まれながらのヒンドゥー教徒も移り住んで来ているので、家の中の神棚にはヒンドゥー教の神々の写真が飾ってあったり、村にはヒンドゥー寺院もあったりします。
どちらもが共存している村でした。

この時期は雨も降り、毎日のように山々に雲がかかっていました。
私がこの村で一番見たかったのはキノール・カイラス(6,050m)。
そう、私の生涯最高の思い出の地である“西チベットのカイラス山(カン・リンポチェ)”。そのキノール版です。



ちょっと見えにくいですが、手前の山がキノール・カイラス(6,050m)で、背後に見えるさらに高い山がジョルカンダン(6,650m)。
ついでに西チベットのカイラスの写真も載せておきます。



左側奥に見える山がカイラスです。

カイラスはチベット仏教やヒンドゥー教などの最高聖地ですが、シヴァ神が冬の間はチベットのカイラスを離れ、キノール・カイラスにやって来るのだそうです。
そして心ゆくまでハシシをたしなまれるのだとか。
ハシシ・・・村のそこら中にぼうぼう生えてました。



何はともあれ、本当に時間がゆっくり流れていた村でした。
冬の間は積雪のためレコンピオから上には登れないようですが、秋か冬明けか、寒い時期にまた行ってみたいです。