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歴史的な一日

2016.05.28

原爆投下された日、その日のうちに50%の方が亡くなったという爆心地から1kmの距離で私のおじいちゃんは生き残りました。私のお父さんも被爆しました。おじいちゃんの首には爆風で飛んできたガラスの破片が死ぬまで刺さったままでした。たくさんの恐ろしい話を幼い私にしてくれました。

もし生きていたらオバマ大統領のスピーチを聞いてどう思っただろう。
その言葉に感動しただけではなくて、辛い記憶や経験や、長い長い時間を思って涙したのではないかな。

おじいちゃんが設計責任を持っていた平和公園にオバマ大統領が立っていた。予定外の長いスピーチをして、涙ぐむ被爆者を抱き寄せて、じっと原爆ドームを見つめて。短かい滞在だったけど、心に残る瞬間だった。


原爆ドーム