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人間はたくましい

2017.10.02

10月のカレンダー写真。インド最北東部に当たるアルナーチャル・プラデーシュ州で撮った一枚です。
この辺りは中国との国境に聳えるヒマラヤ山脈のすぐ南側に位置していて、標高は4,000mありますが、季節風の影響で案外緑が多いです。
知っている方もいるとは思いますが、知られざるチベット文化圏であり、ダライ・ラマ14世が中国から亡命した時に初めてインド領の地を踏んだのがこのアルナーチャルでした。

写真は山の斜面に築かれたモンパ族の集落。多民族のアルナーチャルですが、中でもモンパ族は高地の農業に長けています。低地で見られた米もこの辺りでは麦や粟やとうもろこしに変わり、それを一年の中で時期をずらして畑で栽培し、限られた土地を有効に活用していました。

写真左に村へと続く道が見えると思います。ガードレールのない細い崖道です。崖崩れも起きますし、車同士のすれ違いなんて手に汗握ります。
どんなところにも人は住んでいるものですね。いつも、このような場所に訪れては感じますが、人間ってたくましい。大変そう、苦しそうと思うより、素晴らしいと感動する方が大きいです。


アルナーチャル・プラデーシュ