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遊牧民の当たり前

2018.06.05

今月のカレンダー写真。
カザフ遊牧民の春の移動。春先とはいえ夜間はマイナス45度まで気温が下がります。ただでさえ草が乏しく家畜が痩せている時期なので、移動は難渋します。
移動ルート上には、遊牧民たちが無料で泊まれる宿泊所があります。1週間かけて歩く行程に1箇所程度ですが。
では、宿泊所がない場所ではどうするのか?そんな時は、すでに移動し空になった、遊牧民の冬の住居に泊まるのだそうです。
他人の家に、断りもなしに。なかなかびっくりしましたが、彼らには当たり前のことのようでした。
冬の住居には、糞の粉を敷き詰めた暖かい家畜小屋もありますからね。何よりも大切な家畜を、雪の上に寝かすわけにはいかないという、共通の価値観があるようです。