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また見たい風景

2017.03.03

今月のカレンダー写真。イエメンのハッジャ県。
山岳部は強風の影響で午後になると雲がかかります。この日も移動中天候が崩れ始め、標高3,000m地点で、雲を眼下に見るという不思議な光景。
流れの速い雲の切れ間から一瞬段々畑と集落が見えました。その時の一枚です。

傾斜の強い山頂の斜面から、深い谷底まで延々と続く段々畑は壮観でした。何世代にも渡って知恵と努力で築かれた畑と集落とその暮らしは、不便だからと簡単には捨てられないもの。

夏になるとこの風景は緑一色に染まるのだそうです。また夏に来るねと話をしたのを思い出します。残念ながら、ここを訪れた直後からイエメンには退避勧告が出され今に至ります。
いつかまた訪れることができますように。


イエメンのハッジャ県の段々畑


均衡の山

2017.03.01

JA発行“地上”4月号。『極奥物語』第3回目はインドのアルナーチャル・プラデーシュ州です。
以前の週刊誌の掲載ではダライ・ラマ14世の亡命ルートに触れた内容でしたが、今回は農や集落の助け合いについて書いています。
ぜひご覧になってください。お近くのJAで!


JA地上の極奥物語


ダニ対策

2017.02.23

過去、ダニに60箇所刺され、一年くらい痒さに苦しんだ経験があるので、ダニ対策は念入りです。
シュラフマットは旅にはこんな薄手が一番。長年の愛用品です。銀の面は下。シュラフにゴアテックスのシュラフカバーをしてさらに強化。
今回はゴアテックスパンツも仲間入りです♡
帰国したら可能なものはコインランドリーの高温乾燥!



選ぶべくして選んだ道

2017.02.06

「自分が生まれた時、生死の境をさまよう危険な状態だった」
そういえばだからなのか、立てなくなった牛に獣医も諦めていたけど、自分はまだいけると言い聞かせたりする。
最後の最後まで、力のかぎり手を尽くしたいと。



接し方はいろいろだけど、それぞれに理由があって、彼女の場合はまるで我が子のように牛と接していました。
続きは誌面にて。JA発行『地上』3月号。恋農age、見てください(^ ^)



どんな人生なのだろう

2017.02.01

2月のカレンダー写真。西チベットのカン・リンポチェ(カイラス)。
岩山の向こうにはカン・リンポチェという聖山があります。
チベット仏教やヒンドゥー教などの最高聖地で、遠くから来た巡礼者がこの山の周囲52kmを時計回りにぐるぐる回ります。
巡礼路は4,500mから始まり、6,000m近い峠を超えます。徒歩です。少し歩けば息がゼイゼイなります。もちろん巡礼の途中で高山病になったり、亡くなる方もいます。この場所に来るまでも、相当な時間がかかります。命がけの、そして、夢のような巡礼です。

写真はそんな巡礼路での一枚。巡礼路には3ヶ所のお寺と、テントや民家を合わせて数ヶ所休める場所があります。ここは歩き始めて1/4くらいの地点。民家が営む小さな茶屋と、休んでいる巡礼グループが見えます。これからの巡礼の道のりと、じわじわと見えて来るカン・リンポチェに気持ちが高ぶっている時です。
12年前、この民家にはある家族が住んでいました。たまに訪れる巡礼者にお茶を出して、体を休めてもらって、巡礼に送り出していました。
周りは月面のような世界。カン・リンポチェの側で生きる人生。すごすぎです。


カイラスの巡礼路