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PC画面小さい人用に

2010.02.14

今までGalleryの写真を見ようとすると、小さい画面の人はいちいち下にスクロールしないと見れませんでした。
それは手間かと思い、リスト写真が横に出るバージョンも作ってみました。
画面右上にある矢印で切り替えが出来ます。

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限られたもので料理を作ってみる

2010.02.09

カムはチベット圏と言っても食事はほとんど中華になる。
毎日毎日同じものの繰り返しで疲れていたので自分で料理してみることにしました。

まず市場に行く。野菜が食べたかったのでほうれん草を買ってみる。
そして大好きな卵。
中国語は出来ないので紙に「今日?」「新?」と書いて見せる。適当にうなずかれて怪しいけど買う。
そしてホテルに帰る。
ホテルの小さな一室、もちろん水道水は飲めない。野菜を洗うにも水気が付いていたらそれでお腹を壊す。
(水道管が凍結してない時の話)

ここからが考えどころ。
私が日本から持ってきたものはアーミーナイフ、洗面器、皿、コップ、ミニ電熱コイル。

①まず冷え冷えの水道水でほうれん草を洗う。
②アーミーナイフで切り(ちぎり?)洗面器に入れる。
③コップに水を入れ電熱コイルで沸騰させる。
④ほうれん草の入った洗面器に熱湯をかけしばらく置く(殺菌)。
⑤再びコップに水と卵を入れ電熱コイルで沸騰、その後電熱コイルを出し15分放置(温泉卵が出来るはず)。

結果ほうれん草はゆがくよりもいい具合に熱が通った(まだシャキっとしている)。
しかし温泉卵は、標高が高いから沸点が低いのか、日本では出来ていた温泉卵もまだ生でした。
割った時にはもうほうれん草の上、覚悟を決めて食べました。持参した醤油をかけて。

料理とは呼べないけど“ポパイエッグ”もどき?が出来ました♪
ヘルシーだし安いし、何か気に入ってそれから3回作りました。
早く日本のキッチンで料理がしたい!

tyouri-kigu

              

寒くても

2010.02.08

最初に考えていた旅の予定ですが、見事にコース変更しまくりました。
やはり道が凍結して危ないので遠回りをしたり、行きたい村も断念せざるを得なかったり。
凍結と言ってもただの雪道ではなく、川が氾濫したように道に流れ込み、それが凍り、その上にまた水が覆いかぶさり凍りを繰り返し、氷の山みたいなものが出来ていました。
さすがにそれに道を阻まれると太刀打ち出来ません。

ホテルの室内の気温も氷点下一桁。
洗面器の中の水が凍り、歯磨き粉もなかなか出ない。栄養スナックにかじり付くとバキッと折れる音がしたり…。
水道管も凍っているので水が出ず、電気もしょっちゅう停電していました。
でも電気が通っている時は、大抵のホテルに備わっている電気毛布のおかげで結構暖かく、さらに持参したミニ湯たんぽと水筒に熱湯をもらいベッドに持ち込むとポカポカ。
こうやって毎晩寒さをしのいでいました。ほとんどベッドの中。

ホテルの人は「(冬じゃなくて)夏においでよ~」と残念そうな顔をしていたけど、私は冬に来たかったの!
そりゃ寒いし閉まっているゴンパ(お寺)も多いけど、冬にしか見れないものもある。

6,000m級の連なる雪山は綺麗だし、雪で霞んだ聖地は神秘的な雰囲気。
巡礼者は冬に激増し(冬は仕事がないので)、道中にも五体投地をしながら這うように聖地に向かう人をいっぱい見かけました。
人々は凍った川の割れ目の冷水で洗濯をし、暖かい民族衣装をフル装備で着用。
冬はいないと思っていた遊牧民も凍結した川を渡り、雪と雪の間の草を探して移動していました。

こういう風景は冬じゃないと見れなかった。
派手ではないけど静かで厳粛。夏よりもディープなチベット世界でした。

kham2010

             

カムの治安

2010.02.07

カムのあるホテルで夜中寝ていたら、扉をドンドンドンドンッ!!!と叩く音が。
恐いので無視していたらしつこく叩いてくるので仕方なく出てみることに。
恐る恐る扉を開けると(覗き窓とかはない)、そこにはがたいのいい警察官とその他大勢が扉を取り囲んでいた。
一瞬、何!?私何かした!?もしやラルンガルの潜入がバレた?えっと、ビザが切れてるとか?…いやビザは今回はなくてもいいはず。いったい何!??
ものの数秒でいろんなこと考えました。焦る自体がどうかと思うけど…

警察官は私が日本人と分かると「Sorry Sorry!」とヘラヘラ笑った。何だ人違いか?
その団体は次の部屋へと移っていった。
何事か知らないけど私じゃなくてよかった…扉を閉めた後も緊張の余韻が残っていました。

後日入った情報だと、牢屋から囚人が3人ほど警察官を殺し逃げたらしい。
ってことはこのエリアにまだ潜んでいるということか…ちょっと恐い。

 
違う村でもカムパ(カムの男)同士が喧嘩になり3人死亡。
一本しか通りがないような小さな村にすごい数の警察官がいた。
それが気に食わないのかカムパが群れになり、その群れに平行して警察官が一列にずらっと並んでいた。
お互い顔を見合わせる形で黙々と睨み合っていた。その距離わずか1m。
カムパが少しでも動けば盾を持った警察官が抑えにかかるといった緊迫状態。

カムではよく喧嘩騒動が起き(さすが血の気の多いカムパ)、すぐ後に警察が取り締まりにやって来るらしい。
でも事件の規模に対し警察官の数が半端じゃない。
カムパを含むチベット人たちが起こすことに対して敏感になっているのだろう。

何にしろ3年前にカムを訪れた時より検問が増え厳しくなっていました。
今日の情報によるとチベット~ネパール間が行き来出来なくなったらしいです。
カムもアムドも入れなくなるのは時間の問題!?

       

3年越しのリベンジ

2010.02.05

今カムにいます。

カム北部の草原地帯の奥地にラルンガルというチベット寺があります。
ここはある高僧の元に口コミで僧侶たちが1万人以上集まった大コミュニティーです。
中国は何を恐れているのか、寺の入口に検問を張り、外国人をいっさい入境禁止にしています。

3年前、私はこのラルンガルの正面入口から堂々と入ろうとし検問で止められ、その場で駄々をこねたので公安(警察署)に連れて行かれました。今考えれば無謀でした。

そして今回、私はチベット人にふん装しリベンジを試みました。
チベット人の民族衣装のチュパを着て顔を隠し、検問で声をかけられた時のためにチベット語も練習しました。
それでも駄目なら寺の裏に広がる雪山を越えてでも入る覚悟でした。

早朝いざラルンガルへ!
検問が見えてくると異常に緊張し心臓バクバク。
私のチャーターした車にはカモフラージュでヒッチハイクしてきたチベット人たちも乗せていました。
私が何気なく外の風景を見ているフリをしていると…あれ?車は検問を通過…
何と!こんなに意気込んでいたのに早朝のため検問ゲートは開放状態。誰一人公安の人間はいませんでした。
何だそれ…かなり気が抜けたけど、まあラッキー!難なくラルンガルに入れました!

そして曲がりくねる山道を上へ上へと進むと、山の合間からすごい風景が飛び込んできました。
山の斜面に数千の僧坊が立ち並び…という規模ではない。山そのものが僧坊で埋め尽くされた一つの物体になってました。
あまりにびっくりし過ぎて言葉にならない。なんていうんだろう、こんな感動はないです。
どきどき?ぞくぞく?感動なのか興奮なのか相当落ち着きなかったです。

僧坊だらけで一つの大きな町となったラルンガル。こんな辺ぴな所に隠れるようにすごい世界が広がっていました。
その後も私はチベット人にふん装したままラルンガル内を撮影しました。いつ公安に捕まってもいいように写真のメモリーを何度も変え隠してはまた撮って。

詳しいことは帰国してから書きます。
とりあえずリベンジを果たせたということで!

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ラルン・ガルの僧坊群