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Kham 冬の巡礼

2010.02.17

お待たせしました。
一週間身を粉にしてパソコンと向き合い写真の編集をしました。
先週まで行っていたカムの写真をアップします!!

Kham 2010.1-2 冬の巡礼

kham2010

     

今回の旅は冬盛んになる巡礼風景を見ることが目的でしたが、巡礼者の数は予想以上に多く、道には五体投地をする人たちがたくさんいました。
その人たちに見入って、彼らの行き先である聖地に向かい、巡礼者の後を追うように旅しました。

短い期間でしたが枚数は多いです。
よかったら見てください!

 

ちょっと地域について説明しておきます。

Larung-gar(ラルン・ガル)
2006年に入境を試みて検問で止められ追い返された苦い思い出の地。
何万という僧侶たちが集まって出来た大コミュニティーで、草原の奥地に圧倒される世界が広がっている。

Yachen-gar(ヤチェン・ガル)
前回の旅ですごい衝撃と感動を受けた、一面に僧房群が広がる大コミュニティー。
こちらも5,000mの峠を越えたさらに奥地の寒々しい場所にある。

Lhagang(ラガン)
2006年に旅した時は素通りしていた大草原にある小さな村。
今回はドライバーがこの村出身ということもあり行ってみると、なんと民族度の濃いいこと!

Lithang(リタン)
カムの中でも特に色濃いチベット人の姿が見られる大草原の小さな町。
2006年にこの町を訪れた時、予期せぬ小さなお堂に釘付けに。今回はそのお堂のためだけに再訪しました。

Sertal(セルタ)
ラルン・ガルの入口となるセルタエリア。
夏でも冬でも雪に覆われる、カムの中でも極寒エリア。

Kanze(カンゼ)
カムの中心地であるカンゼ。周辺の村々から多くのチベタンが集まる交易の町。
郊外はスイスのような山並みが続き、小さな村やお寺が点在している。

Dzongzhab(ゾンシャプ)
2006年に名前の雰囲気で素通りしていた交通の要衝である小さな町。
今回降り立ってみると、なんとここも民族衣装率がかなり高い!

        

PC画面小さい人用に

2010.02.14

今までGalleryの写真を見ようとすると、小さい画面の人はいちいち下にスクロールしないと見れませんでした。
それは手間かと思い、リスト写真が横に出るバージョンも作ってみました。
画面右上にある矢印で切り替えが出来ます。

list_down

                         

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限られたもので料理を作ってみる

2010.02.09

カムはチベット圏と言っても食事はほとんど中華になる。
毎日毎日同じものの繰り返しで疲れていたので自分で料理してみることにしました。

まず市場に行く。野菜が食べたかったのでほうれん草を買ってみる。
そして大好きな卵。
中国語は出来ないので紙に「今日?」「新?」と書いて見せる。適当にうなずかれて怪しいけど買う。
そしてホテルに帰る。
ホテルの小さな一室、もちろん水道水は飲めない。野菜を洗うにも水気が付いていたらそれでお腹を壊す。
(水道管が凍結してない時の話)

ここからが考えどころ。
私が日本から持ってきたものはアーミーナイフ、洗面器、皿、コップ、ミニ電熱コイル。

①まず冷え冷えの水道水でほうれん草を洗う。
②アーミーナイフで切り(ちぎり?)洗面器に入れる。
③コップに水を入れ電熱コイルで沸騰させる。
④ほうれん草の入った洗面器に熱湯をかけしばらく置く(殺菌)。
⑤再びコップに水と卵を入れ電熱コイルで沸騰、その後電熱コイルを出し15分放置(温泉卵が出来るはず)。

結果ほうれん草はゆがくよりもいい具合に熱が通った(まだシャキっとしている)。
しかし温泉卵は、標高が高いから沸点が低いのか、日本では出来ていた温泉卵もまだ生でした。
割った時にはもうほうれん草の上、覚悟を決めて食べました。持参した醤油をかけて。

料理とは呼べないけど“ポパイエッグ”もどき?が出来ました♪
ヘルシーだし安いし、何か気に入ってそれから3回作りました。
早く日本のキッチンで料理がしたい!

tyouri-kigu

              

寒くても

2010.02.08

最初に考えていた旅の予定ですが、見事にコース変更しまくりました。
やはり道が凍結して危ないので遠回りをしたり、行きたい村も断念せざるを得なかったり。
凍結と言ってもただの雪道ではなく、川が氾濫したように道に流れ込み、それが凍り、その上にまた水が覆いかぶさり凍りを繰り返し、氷の山みたいなものが出来ていました。
さすがにそれに道を阻まれると太刀打ち出来ません。

ホテルの室内の気温も氷点下一桁。
洗面器の中の水が凍り、歯磨き粉もなかなか出ない。栄養スナックにかじり付くとバキッと折れる音がしたり…。
水道管も凍っているので水が出ず、電気もしょっちゅう停電していました。
でも電気が通っている時は、大抵のホテルに備わっている電気毛布のおかげで結構暖かく、さらに持参したミニ湯たんぽと水筒に熱湯をもらいベッドに持ち込むとポカポカ。
こうやって毎晩寒さをしのいでいました。ほとんどベッドの中。

ホテルの人は「(冬じゃなくて)夏においでよ~」と残念そうな顔をしていたけど、私は冬に来たかったの!
そりゃ寒いし閉まっているゴンパ(お寺)も多いけど、冬にしか見れないものもある。

6,000m級の連なる雪山は綺麗だし、雪で霞んだ聖地は神秘的な雰囲気。
巡礼者は冬に激増し(冬は仕事がないので)、道中にも五体投地をしながら這うように聖地に向かう人をいっぱい見かけました。
人々は凍った川の割れ目の冷水で洗濯をし、暖かい民族衣装をフル装備で着用。
冬はいないと思っていた遊牧民も凍結した川を渡り、雪と雪の間の草を探して移動していました。

こういう風景は冬じゃないと見れなかった。
派手ではないけど静かで厳粛。夏よりもディープなチベット世界でした。

kham2010

             

カムの治安

2010.02.07

カムのあるホテルで夜中寝ていたら、扉をドンドンドンドンッ!!!と叩く音が。
恐いので無視していたらしつこく叩いてくるので仕方なく出てみることに。
恐る恐る扉を開けると(覗き窓とかはない)、そこにはがたいのいい警察官とその他大勢が扉を取り囲んでいた。
一瞬、何!?私何かした!?もしやラルンガルの潜入がバレた?えっと、ビザが切れてるとか?…いやビザは今回はなくてもいいはず。いったい何!??
ものの数秒でいろんなこと考えました。焦る自体がどうかと思うけど…

警察官は私が日本人と分かると「Sorry Sorry!」とヘラヘラ笑った。何だ人違いか?
その団体は次の部屋へと移っていった。
何事か知らないけど私じゃなくてよかった…扉を閉めた後も緊張の余韻が残っていました。

後日入った情報だと、牢屋から囚人が3人ほど警察官を殺し逃げたらしい。
ってことはこのエリアにまだ潜んでいるということか…ちょっと恐い。

 
違う村でもカムパ(カムの男)同士が喧嘩になり3人死亡。
一本しか通りがないような小さな村にすごい数の警察官がいた。
それが気に食わないのかカムパが群れになり、その群れに平行して警察官が一列にずらっと並んでいた。
お互い顔を見合わせる形で黙々と睨み合っていた。その距離わずか1m。
カムパが少しでも動けば盾を持った警察官が抑えにかかるといった緊迫状態。

カムではよく喧嘩騒動が起き(さすが血の気の多いカムパ)、すぐ後に警察が取り締まりにやって来るらしい。
でも事件の規模に対し警察官の数が半端じゃない。
カムパを含むチベット人たちが起こすことに対して敏感になっているのだろう。

何にしろ3年前にカムを訪れた時より検問が増え厳しくなっていました。
今日の情報によるとチベット~ネパール間が行き来出来なくなったらしいです。
カムもアムドも入れなくなるのは時間の問題!?