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偶然の再会

2018.08.02

今月のカレンダー写真。反省して早めにw
カザフ遊牧民たちの多くは、年に4回、季節に合わせて住居を移動します。家畜の新たな牧草のためです。その中でも、春の移動は最も大変だと聞きました。春の移動とはいえ、時期的には2月後半からですし、積雪もあり、冬を越して家畜が痩せているので、移動中死なないように気を遣うからです。

写真の遊牧民ですが、5月のカレンダー写真に写っている人です。その時はまだ、彼らは移動の始まりでした。一旦別れ、私は春営地のダヤン湖へ。取材した後に引き返していたら、偶然再会しました。ダヤン湖まで、道が通っているわけではありません。どの谷や丘を越えて来るか分からない中でこうして再会できた。雪景色の中からじわじわと、家畜の大群と彼らが姿を現した時は、興奮して車を飛び降り、カメラ持って走リましたw
そんな一枚です☆



遊牧民とラジオ

2018.07.30

すっかり遅くなってしまいましたm(_ _)m
7月のカレンダー写真。モンゴル、バヤン・ウルギー県。
カザフ遊牧民の夜のひとコマ。
彼らは夜の9時になると、決まって県が放送するラジオを聴いていました(少なくとも私がお世話になった遊牧民宅では全て)。
内容は、年金や定年の法律改善や社会保障制度についてなど、日本でも聞くようなニュースから、どこそこの遊牧民が亡くなったなどの一報まで流れます。
テレビやパソコンもない生活にはラジオや人伝の情報が貴重なのでしょうね。電波が悪く音質の良くない放送に必死に耳を澄ませていました。



遊牧民の当たり前

2018.06.05

今月のカレンダー写真。
カザフ遊牧民の春の移動。春先とはいえ夜間はマイナス45度まで気温が下がります。ただでさえ草が乏しく家畜が痩せている時期なので、移動は難渋します。
移動ルート上には、遊牧民たちが無料で泊まれる宿泊所があります。1週間かけて歩く行程に1箇所程度ですが。
では、宿泊所がない場所ではどうするのか?そんな時は、すでに移動し空になった、遊牧民の冬の住居に泊まるのだそうです。
他人の家に、断りもなしに。なかなかびっくりしましたが、彼らには当たり前のことのようでした。
冬の住居には、糞の粉を敷き詰めた暖かい家畜小屋もありますからね。何よりも大切な家畜を、雪の上に寝かすわけにはいかないという、共通の価値観があるようです。



ワイルド

2018.05.10

5月のカレンダー写真。鷹匠と遊牧民の春の移動。いよいよ移動の始まりです。
写真は3,000mの峠で出会った遊牧民たちです。辺り一面の家畜の数に驚きました。羊・ヤク・ラクダ・馬など1000頭以上を引き連れていました。彼らは、村から春営地まで、150kmの道のりを一週間かけて移動しているところでした
私が話を聞こうと近寄ると、男たちはごろ〜んと山の斜面に横になり、タバコをふかし始めました。まるで自宅の絨毯に横になるかのように。
写真では青空の良いお天気ですが、この時点でマイナス10度。強い風も吹いていました。そんな中でも、彼らは手袋もせずに馬の手綱を握って家畜を追いかけていました。ワイルドでカッコよかった☆



家畜の糞

2018.03.02

今月のカレンダー写真。鷹匠と遊牧民の春の移動。出発前の冬の風景からもう一枚。
写真は、鷹匠が多く暮らす村郊外の風景。鷹匠もふだんは他の遊牧民と変わらない暮らしをしています。家畜は羊にヤギ、馬、ヤク、ラクダ。早朝から乳を絞り、広大な大地に散らばった家畜の糞を拾い、放牧をします。木が乏しい土地なので、糞が燃料になります。トラック一台分で2000円強の収入です。

糞で勉強になった話を一つ。ヤクなどの大型の家畜の糞は燃料として長時間持ちます。でも着火性には優れておらず、羊の糞のような、コロコロ小粒の糞が着火剤の役目をします。まずは羊の糞で火をつけて、ヤクの糞に移行。チベットなどの宿では自分で暖炉に火を付けたりするので、この知識が役に立ちました♡



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