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雪かき

2018.10.16

今月のカレンダー写真。
カザフ遊牧民の春の移動を時系列に並べたカレンダーですが、いよいよ移動も終わり、目的地の春営地での風景です。
正確には春になるまでに着くので季節は冬です。彼らは季節ごとに営地に家を持っています。
この時期に移動してくると、雪で家が埋まって見つけられないこともあるそうです。到着してすぐやらなければいけないことは雪かき。家族総出で玄関までの道を確保。子供も立派な働き手で、たくましい姿を私にアピールしていましたw



ゴールは目の前

2018.09.10

今月のカレンダー写真。
男たちは、1000頭以上の家畜を連れて150kmの道のりを移動してきました。馬に乗って、時には歩いて。3,000mの峠を越え、嵐の谷を無事通過し、いよいよゴールを目の前に。雪山の向こうには、春営地ダヤン湖が広がっています。

この時、私は春営地に先回りし、取材を終えて引き返しているところでした。彼らの移動のスタート間もない頃に会って以来の再会。その時より、彼らの表情も空気も、和やかになっていように感じました。
再会をウォッカで乾杯し、再び出発する彼らの後ろ姿を見送った時に撮った一枚。



偶然の再会

2018.08.02

今月のカレンダー写真。反省して早めにw
カザフ遊牧民たちの多くは、年に4回、季節に合わせて住居を移動します。家畜の新たな牧草のためです。その中でも、春の移動は最も大変だと聞きました。春の移動とはいえ、時期的には2月後半からですし、積雪もあり、冬を越して家畜が痩せているので、移動中死なないように気を遣うからです。

写真の遊牧民ですが、5月のカレンダー写真に写っている人です。その時はまだ、彼らは移動の始まりでした。一旦別れ、私は春営地のダヤン湖へ。取材した後に引き返していたら、偶然再会しました。ダヤン湖まで、道が通っているわけではありません。どの谷や丘を越えて来るか分からない中でこうして再会できた。雪景色の中からじわじわと、家畜の大群と彼らが姿を現した時は、興奮して車を飛び降り、カメラ持って走リましたw
そんな一枚です☆



遊牧民とラジオ

2018.07.30

すっかり遅くなってしまいましたm(_ _)m
7月のカレンダー写真。モンゴル、バヤン・ウルギー県。
カザフ遊牧民の夜のひとコマ。
彼らは夜の9時になると、決まって県が放送するラジオを聴いていました(少なくとも私がお世話になった遊牧民宅では全て)。
内容は、年金や定年の法律改善や社会保障制度についてなど、日本でも聞くようなニュースから、どこそこの遊牧民が亡くなったなどの一報まで流れます。
テレビやパソコンもない生活にはラジオや人伝の情報が貴重なのでしょうね。電波が悪く音質の良くない放送に必死に耳を澄ませていました。



遊牧民の当たり前

2018.06.05

今月のカレンダー写真。
カザフ遊牧民の春の移動。春先とはいえ夜間はマイナス45度まで気温が下がります。ただでさえ草が乏しく家畜が痩せている時期なので、移動は難渋します。
移動ルート上には、遊牧民たちが無料で泊まれる宿泊所があります。1週間かけて歩く行程に1箇所程度ですが。
では、宿泊所がない場所ではどうするのか?そんな時は、すでに移動し空になった、遊牧民の冬の住居に泊まるのだそうです。
他人の家に、断りもなしに。なかなかびっくりしましたが、彼らには当たり前のことのようでした。
冬の住居には、糞の粉を敷き詰めた暖かい家畜小屋もありますからね。何よりも大切な家畜を、雪の上に寝かすわけにはいかないという、共通の価値観があるようです。



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