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家畜の糞

2018.03.02

今月のカレンダー写真。鷹匠と遊牧民の春の移動。出発前の冬の風景からもう一枚。
写真は、鷹匠が多く暮らす村郊外の風景。鷹匠もふだんは他の遊牧民と変わらない暮らしをしています。家畜は羊にヤギ、馬、ヤク、ラクダ。早朝から乳を絞り、広大な大地に散らばった家畜の糞を拾い、放牧をします。木が乏しい土地なので、糞が燃料になります。トラック一台分で2000円強の収入です。

糞で勉強になった話を一つ。ヤクなどの大型の家畜の糞は燃料として長時間持ちます。でも着火性には優れておらず、羊の糞のような、コロコロ小粒の糞が着火剤の役目をします。まずは羊の糞で火をつけて、ヤクの糞に移行。チベットなどの宿では自分で暖炉に火を付けたりするので、この知識が役に立ちました♡



冬の鷹匠

2018.02.02

2月のカレンダー写真。“鷹匠と遊牧民の春の移動”。今月も冬の暮らしから一枚。
耳の不自由な鷹匠と、娘のように大切にしている相棒のメスワシ。冬は放牧の他にイヌワシを使って狩をします。丘の上からこうして獲物を探します。
彼は100人以上の鷹匠が参加する祭りで2位を取ったこともある実力者です。耳が不自由でも、彼は「鷹匠もできるし、ダンスも楽器もできるから幸せだよ。」と言っていました。優しくてちょっとドジで、でもワシを持つととても逞しくて。
岩山の上では、風がビュンビュンで鼻水が吹き飛ぶわ、カメラ握る手が極寒だわ、崖っぷちで膝がガクガクだわ、大変な撮影でしたけど、広大な砂の大地を背景に本当にかっこよかったです☆



砂の大地

2018.01.11

2018年のカレンダーは“鷹匠と遊牧民の春の移動”を時系列に選びました。
1月のカレンダー写真。移動前の冬の暮らしから一枚。
モンゴル最西部のバヤン・ウルギー県は鷹匠文化が残る地域で有名ですが、その中でもサクサイ村は20人ほどの鷹匠が現役で活動しています。
鷹匠の子供も遊牧民の子供も村の子供も、変わりなく、3歳で馬に乗り5歳で祭りで行われる競馬に出ます。いい成績を残し表彰されることは名誉であり、賞を取った馬は高く売れるそうです。
子供たちが村郊外で祭りに向け練習をしていました。広大な砂の大地と豆粒の人間。子供たちが走らせる馬が砂煙をあげながら、遠く設置されたスタート地点に向かっていました。
スケールが半端ない風景でした☆



カレンダー発送について

2017.10.25

日に日に出産日に近づいておりますが、もうお腹はパンパン、張りまくってます。
なのにあれやこれやと忙しく、早く産まれたらどうしようと思うほど、やり残したことがいっぱい。
そんな今日この頃です。

今年は早めに販売を開始した『卓上カレンダー2018 〜モンゴル〜』もお陰様で多くの方にご注文いただいております。
そこで一つお知らせです。
1ヶ月後が出産予定日のため、11月以降の新規のご注文&同じく11月中旬以降にご入金確認ができたご注文は、発送が12月中旬以降になります。
ご注文はいつでもお受けできるのですが、発送のみ遅れるといった感じです。
実家に帰るため、発送手続きができないためです・・・私事で大変恐縮ですm(_ _)m 何卒ご容赦ください。

ご注文はこちらから↓
カレンダー2018

写真は3月に行ったモンゴルでの一枚。
こういう凍った川を何本も歩いて渡っていました。どこに足を置けばいいかヒヤヒヤでした。
ピンと張りつめた冷たい空気、また触れたいです。


モンゴルの川の上


人間はたくましい

2017.10.02

10月のカレンダー写真。インド最北東部に当たるアルナーチャル・プラデーシュ州で撮った一枚です。
この辺りは中国との国境に聳えるヒマラヤ山脈のすぐ南側に位置していて、標高は4,000mありますが、季節風の影響で案外緑が多いです。
知っている方もいるとは思いますが、知られざるチベット文化圏であり、ダライ・ラマ14世が中国から亡命した時に初めてインド領の地を踏んだのがこのアルナーチャルでした。

写真は山の斜面に築かれたモンパ族の集落。多民族のアルナーチャルですが、中でもモンパ族は高地の農業に長けています。低地で見られた米もこの辺りでは麦や粟やとうもろこしに変わり、それを一年の中で時期をずらして畑で栽培し、限られた土地を有効に活用していました。

写真左に村へと続く道が見えると思います。ガードレールのない細い崖道です。崖崩れも起きますし、車同士のすれ違いなんて手に汗握ります。
どんなところにも人は住んでいるものですね。いつも、このような場所に訪れては感じますが、人間ってたくましい。大変そう、苦しそうと思うより、素晴らしいと感動する方が大きいです。


アルナーチャル・プラデーシュ


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